ちょっとした意識や工夫で、一戸建てやマンションは高く売れます。ここでは、不動産を少しでも高く売るポイントをご紹介します。
ビジュアルを重視する

一戸建てやマンションなどの不動産を売却する際、その第一印象は不動産を少しでも高く売るポイントであり、買い手の購入の決め手となりうる重要な項目です。
買い手は個々にさまざまなチェックポイントを持っていることが想定できますが、多くの場合は見た目の第一印象、視覚的な情報が大きなウェートを占めるものです。
そのため、掃除や整理整頓は入念にするべきです。ほこりやチリを取り除く、タイルや窓、鏡を磨きあげる、水周りの垢をとる、本棚や食器棚の中身を整頓する、切れた電球を取り替える、カーペットの染みを取る…など、思いつくことはできる限りしておきましょう。
また、あまりにも個性の強すぎるインテリアなどがある場合には注意が必要です。
人それぞれ好みは違うとはいえ、やはり最初に見た時のイメージ、残像は非常に強い印象として残ります。
売却前の引越しは禁物

空き家を売ることはとても難しいと言われています。
誰も住んでいないガラガラの家は生活のイメージがしづらく、そのため魅力的に見えません。
引越し前の、誰かが暮らしている家は買い手が生活をイメージしやすくなるため、購入の動機づけを図る上での非常に重要なポイントとなります。
とはいえ、汚れていたり、片付いていなかったりといった意味での生活感を漂わせるのはNGです。
あくまでも清潔感のある空間をつくっておきましょう。
ニオイには細心の注意を払う

毎日過ごしている自分の家のニオイは気にならなくても、他の家に上がった時のニオイは気になるものです。
特に犬や猫などのペットのニオイやタバコのニオイなど、自分では気づかなくても、他人には強烈な印象として頭にすりこまれます。
ヤニで汚れた壁や犬や猫のひっかき傷などはできるかぎりキレイにしておく必要がありますが、ニオイにもできるだけ細心の注意を払うことが、不動産を高く売るためのポイントです。
売却の目的をはっきりさせる

一戸建てやマンションなどの不動産を売却する際、その目的をはっきりとさせておきましょう。
売却の目的は、売却価格や売却時期、諸々の準備など、すべての過程に影響をおよぼします。