近い将来、巨大地震が起こると認識している人が7割以上いるという調査結果もあり、東京で暮らす人ならば少なからず不安になるひとつの要因とも言えます。しかしながら、便利で活気ある東京での暮らしは捨てがたく、また仕事を変えざるを得なくなることもあるため、東京を離れるにはそれなりの覚悟が必要となります。
しかし、そんな大地震が懸念される東京でも、地震の揺れに負けない要素があります。家を建てる土台となる土地に関しては、地盤が硬く地震の揺れに強いエリアが存在します。例えば、かつて昔の要人たちが居を構えた場所や寺社などの重要な建物が建っていた場所は、元々災害の起きにくい場所を選んで建てられたと言われています。また、建物に関しても、耐震技術が向上し、大きな揺れにも耐えられる耐震住宅があります。
地震に対する正しい知識を学び対策を講じれば、過剰な不安に悩まされることなく、東京での暮らしを手に入れることができるでしょう。
最新地震予測
地震に関する地域危険度測定調査<第9回>
東京都は2022年9月に、東京都震災対策条例に基づいて、地域危険度<第9回>を公表しました。
今回の測定調査では、都内の市街化区域の5,192町丁目について、各地域における地震に関する危険性を、建物倒壊危険度、火災危険度、災害活動困難係数および総合危険度で示しています。
(東京都都市整備局) |
本調査では、地震の揺れによる以下の危険性を町丁目ごとに測定しています。 ●建物倒壊危険度 なお、地域危険度はそれぞれの危険度について、町丁目ごとの危険性の度合いを5つのランクに分けて、以下のように相対的に評価しています。 |
絶対覚えておくべきこと
地震発生時の避難手順 | 自宅を離れる前にやること。それからどこへ向かって行動すべきか。 |
地震の基礎知識
城南・城西エリアが地震に強い理由 | 地盤の特性や過去の大地震データから都心の安心エリアを探る |
首都直下地震!生き抜く為のQ&A | いざその時、正しい選択をして生き抜く為の知識 |
地名から分かる災害リスク | その土地で昔に何があったかを知って備える |
土地条件による危険度 | 土地の性質を把握し危険に備える |
住まいの地震対策
地震に強い超制震住宅 | 従来の耐震住宅より効果も高く、コストも安い超制震住宅とは |
揺れを断つ!AIR断震住宅 | 耐震、免震、制震とは全く異なる発想で地震の揺れから家を守る |
その後に備える
知っていれば使える!被災後の復旧に役立つ災害支援制度とは | 住宅ローンの減免や給付金など知っていれば心強い制度 |
地震保険の知識 | 被災からの再出発を助ける地震保険についてのQ&A |