マンションや一戸建て、土地などの不動産の売却で、よくある質問と回答をご紹介します。
不動産売却によくある質問
質問一覧
- 売却査定にはどれくらいの期間がかかるの?
- 売れなかった場合ってどうなるのでしょうか?
- 不動産会社によって査定額って違うんですか?
- 住んでいる物件でも訪問査定はできるのでしょうか?
- 訪問査定に必要なものはありますか?
- 訪問査定を依頼したら必ず売らなくてはいけないのですか?
- ローンの残っている不動産の売却はできないのですか?
- 土地の形や地形は査定額に響きますか?
- 不動産の引渡し方法を教えてください。
- 契約から物件受け渡しまでの期間は決まっていますか?
- 家の設備で壊れているものがあれば修繕したほうがいいですか?
- 見学のときの印象をアップするにはどうすればいいでしょうか?
- 不動産を売却するには、どんな諸費用がかかりますか?
- 不動産会社さんにお願いすると何をしてくれるんですか?
- 急いで売りたい場合、どうすればいいですか?
- 買い替えの場合、売却と購入どちらを先にすべきですか?
- 売却査定にはどれくらいの期間がかかるの?
一般的に査定にかかる期間は、机上査定(簡易査定)と訪問査定(実査定)ともに1時間程度です。
- ・ 机上査定(簡易査定)
机上査定とは、あらかじめ物件の情報をうかがっておこなう査定のことで一般的に30分から1時間程度の調査で査定価格をお出しできます。
- ・ 訪問査定(実査定)
訪問査定は、現地確認のため、実際に査定員がお伺いし、お宅を拝見した上で査定価格をお出しますが、訪問査定にかかるお時間も1時間程度です。※
その他に役所での調査、法務局での調査が必要となりますので、査定書をお出しできるのまでには数日から1週間程度かかることが通常です。
※ 物件やその他の事情により変動致します。
- ・ 机上査定(簡易査定)
- 売れなかった場合ってどうなるのでしょうか?
不動産が売れない場合、必ず原因があります。
多くの場合は、価格設定の問題が原因です。
現在の市場の動向や、お客様の物件情報をまずは整理し、問題を分析する必要があります。価格設定に問題があった場合は、希望売却価格を下げる必要があることもあります。
- 不動産会社によって査定額って違うんですか?
会社によって査定額が違うことはあります。
一般に大手企業様ほど、査定額は比較的高く出す傾向がありますが、相場感より高い査定額は、売却を遅らせることもあり、一概にいいとは言えません。
熟練の鑑定眼やノウハウがある会社の、信頼できる営業マンを選ぶことが安心できる査定を受けるための重要ポイントとなります。
- 住んでいる物件でも訪問査定はできるのでしょうか?
現在お住まいになっている物件でも、訪問査定は可能です。
- 訪問査定に必要なものはありますか?
可能であれば、訪問査定される物件の購入時にあったであろう書類をご用意ください。パンフレットなども含め、お手元にある物だけで結構です。
ない場合でも訪問査定は可能ですので、お気軽にご相談ください。
- 訪問査定を依頼したら必ず売らなくてはいけないのですか?
訪問査定を依頼しても、必ず売却依頼しなければならないという義務はありません。
お気軽にご相談ください。
- ローンの残っている不動産の売却はできないのですか?
売却できるかできないかは、住宅ローンを返しきれるかどうかがポイントとなります。
持ち家の売却により住宅ローンを完済できる場合は、問題なく家を売ることができます。
しかし、そうでない場合でも諦める必要はありません。
不動産会社によって対応が大きく変わりますので、まずはご相談ください。
- 土地の形や地形は査定額に響きますか?
はい、響きます。
地形は傾斜がなく平坦であり、形が正方形や長方形になっているものが望ましいとされています。正方形や長方形でない土地は、不整形地と呼ばれ、評価額に影響を与える可能性があります。
最も評価が高い地形は、高低差がなく正方形に近い形のもので、さらに道路(2m以上、公道又は私道)に接しているものが最良の地形とされています。
- 不動産の引渡し方法を教えてください。
引渡しまでに様々な準備をしなければいけません。
- ・ 残金清算
- ・ 所有権移転登記の申請
- ・ 鍵の引渡し(建物の場合)
- ・ 確認書類への署名と押印
- ・ 分担金等の清算
- ・ 関係書類の受渡し
- ・ 諸費用の清算など
など、想像以上に複雑な手順を追う必要があります。各種費用の精算準備をはじめ、引渡しに必要な書類の整備など、専門家へ依頼する必要がある場合もありますので、準備すべきことをしっかりと整理しておくことが大切です。不動産会社にしっかり確認をし、引渡しに望みましょう。
- 契約から物件受け渡しまでの期間は決まっていますか?
一般的に1ヵ月程度だと言われています。
居住中の物件や新築未完成物件などの場合は、物件によって変わってきます。
- 家の設備で壊れているものがあれば修繕したほうがいいですか?
特に修理しておく必要はありません。
しかしトラブルを避けるために、不具合の確認ができているものに関しては、事前に不動産会社にご連絡しておくことをオススメします。
- 見学のときの印象をアップするにはどうすればいいでしょうか?
買い手に好印象を持ってもらう工夫はたくさんあります。
例えば、
- ・ 電灯は新しいものに替え、部屋中の電気をつける
- ・ リビングには物を置かないように気をつける
- ・ 水周りはクリーニングサービスを事前に入れておく
- ・ 空気の入れ替えをしておく
- ・ 窓、カーテン、ブラインドを開けておく
- ・ 観葉植物や花を飾る
ポイントは、お部屋を「きれいに」「広く」「明るく」演出することです。
- 不動産を売却するには、どんな諸費用がかかりますか?
諸費用の額は、売却する不動産により異なりますが、主な内容は以下のとおりです。
- ・ 譲渡所得税・住民税(売却して利益が出る場合)
- ※ 各種、優遇税制があります。詳細は担当者がご説明いたします。
- ・ 仲介手数料(消費税別途)
- ・ 印紙代(売買契約書に貼付する印紙です)
- ・ 住宅ローン返済関連(抵当権抹消費用・司法書士手数料など)
- ・ 譲渡所得税・住民税(売却して利益が出る場合)
- 不動産会社さんにお願いすると何をしてくれるんですか?
不動産の買主と売主を結びつける仕事が、不動産仲介会社の仕事です。
不動産会社(仲介業者)は買主や売主の代わりに、希望する物件を探したり、買い手を探したり、売買に必要な手続きのサポートをします。
お客様がスムーズに売買及び契約ができるようにサポートするのが、不動産仲介会社に求められている役割です。
- 急いで売りたい場合、どうすればいいですか?
急ぎで売却したい場合は、売却価格と相談することになります。
一日でも早く不動産を売却したい、すぐにでも現金化したい場合、一番早いのは不動産会社に買い取ってもらうことです。
その場合、価格が相場の6~7割になってしまうと言われています。
通常通りに売買しようとする場合、一般的には2ヵ月~6ヵ月ほどかかると言われていますので、価格が下がってしまうデメリットと、緊急で売買が出来るメリットを天秤にかけ、ご判断することをオススメ致します。
- 買い替えの場合、売却と購入どちらを先にすべきですか?
どちらの場合もメリットとデメリットがあり、お客様の事情によって異なります。
先に購入するケースの場合、購入物件をじっくり選ぶことが出来るメリットがある反面、購入資金を事前に準備する必要がある等のデメリットがあります。
反対に先に売却するケースの場合、売却金額が確定しているため、資金計画を立てやすくなるメリットがあります。デメリットとしては、購入物件が見つからなかった場合の仮住まいを見つける必要があったり、余計な手間と費用がかかったりする場合があることです。
購入と売却を同時に進めていき、購入物件と売却物件の引渡しを同時に行う事が理想的です。
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