上野毛(かみのげ)
上野毛の地理
上野毛(かみのげ)は東京都世田谷区の南西部玉川地域に位置し、上野毛1丁目から上野毛4丁目に広がる地区です。
江戸時代、上野毛は彦根藩井伊家の領地でした。
現在のような高級住宅地ではなく、明治時代までのどかな町並みが広がる村落でしたが、大正時代に行われた「玉川全円耕地整理事業」や東急大井町線の開通などによって等々力や田園調布などと共に都市化が進みます。
戦後に住宅地としての人気が高まり、小林旭・美空ひばり夫妻が住んでいたことでも有名です。
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上野毛の特徴
都内有数の環境と町並みを有するエリアです。上野毛自然公園は「桜楓園」と呼ばれた桜の名所です。
日本と東洋の美術品を展示する五島美術館の庭園にも緑が広がり、地元住民の散歩スポットとして親しまれています。
住宅地は環状8号線を渡ったところ、南の多摩川の手前から丸子川にかけての区域です。
庶民的な雰囲気の町並みが広がっています。
高級物件が多くなるのは五島美術館からカラメル修道会に至る上野毛3丁目・2丁目付近です。
巨木が生い茂る緑の濃い高級住宅地が形成されています。
上野毛の立地・魅力
最寄り駅は東急大井町線の上野毛駅です。多摩川の河岸段丘上にある駅で、2011年の改良工事によって新しい駅舎に生まれ変わりました。
バリアフリーやLED(発光ダイオード)照明など最先端の設備が備わった近代的な駅になり、世界的な建築家である安藤忠雄氏が手がけたデザインも大きな評判となっています。
大井町線沿線には二子玉川や自由ヶ丘といった人気駅があるほか、大岡山の東京工業大学、旗の台駅の昭和大学、等々力駅の東京都市大学など大学の最寄り駅が多いため、学生やファミリーの利用が多い路線です。
上野毛3丁目にも多摩美術大学があります。
また、上野毛には環状8号線や第3京浜道路など幹線道路が近くにあり、自動車の移動にも適しています。
上野毛は豊かな緑と美しい町並みで、都内にいることを忘れてしまいそうになるほど整った住環境が自慢の街です。
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【成城学園前(OH-14)】
珍しい地下駅。祖師ヶ谷大蔵駅(高架)を出ると地下に入って当駅を通過すると、再び地下を出て喜多見駅(高架)にもどる。成城学園前駅と喜多見駅の間を国分寺崖線が通っているので、成城学園前駅と喜多見駅の標高は、ほぼ等しい。— 小田急線bot🎗#StayHome (@odakyusenbot) 2019年10月21日