白金長者の「長者」と、城を意味する「丸」から名付けられました。
長者丸の地理
城南五山のひとつである長者丸はJR山手線の恵比寿駅~目黒駅間の東側に位置する高級住宅街で、北部で恵比寿ガーデンプレイスに隣接しています。
長者丸は正式な住居表示では「品川区上大崎二丁目」周辺に該当しますが、縁起のいい名前ということもあってか「長者丸」という名称は通称として今日もこの地域に定着しています。
長者丸という地名の由来は古く、やや複雑です。
江戸時代の応永年間(1394~1427年)に白金に移り住んだ豪族・柳下上総之介(やぎした・かずさのすけ)が大量の白金(銀)を保有していたことから「白銀」の地名が生まれ、柳下家は代々「白金長者」と呼ばれるようになりました。
そして柳下上総之介の子孫が現在の長者丸に屋敷を構えたことから、「長者の城郭(丸)」という意味でこの地を長者丸と呼ぶようになったといいます。
長者丸の特徴
長者丸の周辺には首都高速2号線、山手線、そして恵比寿ガーデンプレイスなどもあり、立地的には決して「都心を離れた」というような場所ではありません。
それにもかかわらず、地形的に小高くなっており、また域内を幹線道路などが走っていないという特徴によって、長者丸に都心であっても人があまり足を踏み入れないエリアになっています。
そのため、高級物件・不動産も少なくありません。
「都心の利便性は手放したくないが、静かな生活も楽しみたい」という方に長者丸が愛されるのはこのような特殊な立地的条件によるところが大きいでしょう。
長者丸の立地・魅力
長者丸の最寄り駅は山手線の恵比寿駅と目黒駅となっています。恵比寿駅からは渋谷駅まで一駅、新宿までは4駅です。
目黒駅からは東海道新幹線の停車駅であり羽田空港とのアクセスにもすぐれた品川駅まで3駅となっています。
目黒駅からは山手線のほか東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線が利用できます。
都内主要エリアへの交通の便に不自由は感じられないでしょう。
もちろん、車での移動も首都高速2号線の目黒出入り口がほど近く、また目黒通りなどが利用しやすいロケーションです。
ザパークハウス白金長者丸。目黒駅11分、恵比寿駅12分。表記上駅距離キツそうに見えるが、徒歩1ー2分でウェスティン裏手の地下入口→ガーデンプレイス→スカイウォーク抜けて全く濡れず駅まで行ける。実は12分はスカイウォーク入口でなく、降りた改札直前迄の時間。建物は重厚かつスマート両立で良い pic.twitter.com/fRfP8CrfIO
— TMショーン@都心マンション/再開発/共働き子育て (@Tokyomc6) 2020年2月10日