八ツ山の地理
八ツ山は現在の港区高輪3丁目、4丁目付近のエリアを指します。
東京の城南地区にある、屈指の高台5か所の総称である、城南五山の1つで、由緒ある高級住宅地として知られています。
江戸時代には八ツ山の名称の由来は複数あり、八人の諸候の屋敷があったという説や、かつて谷山村の一部であったことに由来するという説、ハつの岬があった説などさまざまです。
江戸時代には目黒川の洪水復旧や埋め立て工事などに八ツ山の土が使われ、現在は平地となっています。
八ツ山の名所の1つに、江戸時代には岩崎家の別邸で、現在は三菱グループの施設となっている関東閣があります。
関東閣は11200坪のうっそうとした緑に囲まれた広大な敷地に建つ、重厚な石造りの洋館です。
1908年(明治41)にジョサイア・コンドルの設計により完成し、今なお現役で使用されている迎賓施設です。
八ツ山という通称は、現在は八ツ山通り(通称ソニー通り)、新八ツ山橋、東八ツ山公園など、通りや交差点、公園や店名に地名が残っています。
八ツ山の特徴
八ツ山は城南五山の1つとして、由緒正しい高級住宅地として受け継がれています。
最寄り駅は高輪台駅、品川駅で、品川駅に至近の住宅地として高い利便性を享受することができます。
また、1区間が大きく、ゆとりある邸宅が多く点在し、気品ある街並みが展開されています。
品川駅周辺は大型商業施設のウィング高輪、アトレ品川など、店舗も充実し、毎日の買い物の選択肢も広いものとなっています。
学校などの教育施設も多く、バランスのとれた暮らしやすい住環境も魅力です。
八ツ山の立地・魅力
八ツ山は品川駅、高輪台駅にほど近く、交通至便な利便性の高い環境です。品川駅はJR山手線、東海道線、京浜東北線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜急行電鉄から、東海道新幹線も乗り入れる巨大ターミナル駅です。
通勤通学から遠方の旅行まで、どこに行くにも便利な住環境を実感できることでしょう。
品川駅はバス路線も充実しており、駅前のバスターミナルからは天王洲アイル、六本木ヒルズ、新宿駅行きなどのバス、成田空港行きのリムジンバス、さらには木更津駅や御殿場プレミアム・アウトレット行きの高速バスなど、幅広いバスの便も利用できます。
もう一方の最寄り駅である高輪台駅は、都営浅草線が利用可能です。
道路は首都高速1号羽田線、第一京浜も至近で、都内各所はもちろん、横浜、羽田空港方面へのアクセスも良好です。
ビッグターミナルに至近という高い利便性と閑静な歴史ある高級住宅地である八ツ山の不動産の高級物件は上質の暮らしを探している人には最適といえるでしょう。
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東京都は1日、京浜急行電鉄本線の連続立体交差事業に着手すると発表し事業を展開するのは京急本線のうち泉岳寺~新馬場間約1.7kmの区間。北品川駅を高架化し補助第149号線(八ツ山通り)など踏切3か所を除却し北品川駅は相対式2面2線で保守線を1線設置し又品川駅を現在地より北側へ移設し地平駅とする pic.twitter.com/SRuddgA7Vm
— 横浜の人(愛称エル) (@YokohamaNoHito) 2020年4月2日