お引越しや、新築などをきっかけに「何か新しいことを始めたい!」と思う人は多いのではないでしょうか。
はじめてでも取り組みやすいのが、ガーデニングです。ただ、「ガーデニングをしてみよう!」と思っても、何から始めたらいいのかわからない人も多いのでは? 今回は、ガーデニングで育てやすい植物から、そろえるべき道具、気をつけるべきことなどについて解説します。
ガーデニングの魅力とは?
自宅でできるガーデニングは、初心者でも新しい趣味のひとつとして手軽に始められるのが魅力といえるでしょう。また、自分の手で植えた植物たちが育っていくのを見る喜びや、お庭を眺めながら癒されるひとときなど、たくさんの魅力がガーデニングにはつまっています。
ガーデニングのさまざまなスタイル
一口にガーデニングといっても、さまざまなスタイルがあります。ここではそのスタイルについてご紹介していきます。ぜひお好みのスタイルを見つけてみてください。
フランス式ガーデン
フランス式ガーデンは、フランスで17世紀に確立された平面幾何学式庭園です。お城のお庭をイメージしていただくとわかりやすいでしょう。芸術性に大変優れていて、広い通路や中央に噴水を配置するものが多く見られます。
イングリッシュガーデン
イングリッシュガーデンは、イギリスの「風景式庭園」の流れをくんだもので、18世紀ごろにそのスタイルが確立したといわれています。フランス式とは異なり、自然美を生かした田舎風のお庭式です。
ドライガーデン
ドライガーデンとは、石や砂利などを組み合わせて、そこに乾燥地帯の植物などを配置するお庭です。見た目の雰囲気はとてもスタイリッシュです。
ロックガーデン
ロックガーデンとは、名前にもある通り石を使用したガーデンです。自然に近いスタイルで、ワイルドな雰囲気を演出できます。
初心者でも育てやすいおすすめの植物10選!
スタイルが決まったら、育てる植物を決めましょう。初心者でも育てやすいおすすめの植物10種類をご紹介します。
マーガレット
マーガレットは強くて育てやすく、プランターでも庭植えでもきれいに花を咲かせてくれます。黄色やピンクなど色とりどりのお花が、お庭を彩ってくれます。
マリーゴールド
夏にぴったりの植物です。意外と大きくなるため、形を整えながら育ててあげましょう。
アサガオ
色や形の種類がとても豊富なのが特徴です。つるがぐんぐん伸びて、夏の日よけにもなります。
ひまわり
よく見るひまわり以外にも、さまざまな種類があります。周りのお花にあわせて選ぶと、より華やかなお庭になります。
オステオスペルマム
マーガレットに似たオステオスペルマムは、色の種類が豊富です。さまざまな色を組み合わせてカラフルなお庭にすると楽しいでしょう。
バジル
ご存じの通り、お料理にも使える植物です。水やりだけ怠らなければ簡単に育つため、初心者におすすめです。
ローズマリー
丈夫で、手間がかからない植物です。お料理の香料としても、観葉植物としても楽しめます。
ラベンダー
独特の香りで知られるのがラベンダーです。きれいな紫色を楽しむだけでなく、香りを楽しむこともできます。
ローマンカモミール
ローマンカモミールは、「植物のお医者さん」ともいわれており、ほかの植物たちも健康にしてくれます。芝生の代わりにグランドカバーとして使用することもできる植物です。
ミント
料理に使う以外にも、部屋に飾ったりお風呂に入れたりと、いろんなシーンで楽しめます。庭に植えるとどんどん増えて、雑草のようになってしまうほどなので、まずはプランターで育ててみることをおすすめします。
ガーデニングに使える便利な道具をご紹介!
育てる植物が決まったら、ガーデニングの開始です。ガーデニングで欠かせないのが、道具選びです。ここでは、便利な道具をご紹介していきます。
鉢・プランター
ガーデニングを始めるのに、まず必要なのが鉢やプランターです。育てる植物によって、鉢・プランターの形状や大きさを変える必要があります。
ジョウロやホース
植物を育てるのに大切なのが、水やりです。お庭の広さにあわせて、使いやすいものを選びましょう。
ガーデニング用ハサミ
芽切り用、細い枝の剪定用などさまざまなタイプがありますが、何よりも切れ味のよいハサミを使うことが大切です。植物の組織に傷がつきにくく、植物の負担を軽くできます。
シャベルやスコップ
土や石を入れ替えるのに必要です。細かい作業にはスコップが必要になるので、どちらも購入しておきましょう。
グローブ
汚れや怪我の防止用に、グローブを着用しましょう。バラなどトゲのある植物を育てる際には、厚手の革製のグローブを用意することをおすすめします。
ウェア
汚れを防ぐほか、強い日差しや虫から身を守る意味でもガーデニング用のウェアが必要です。
ガーデニングで気をつけるべき5つのポイント!
ガーデニングを行う際には、気をつけるポイントがあります。そのポイントを5つご紹介します。
日当たり
日差しに弱い植物もあるので、どんな植物でも日なたに置いてよいとは限りません。それぞれの植物にあわせて日当たりをコントロールしましょう。
気温
植物には、それぞれ生育に最適な気温があります。植物ごとにしっかり管理しましょう。
風通し
風通しが悪いと蒸れるだけでなく、病気や害虫の原因にもなります。適度なスペースを確保して植えるように心がけましょう。
土
土であればなんでもよいわけではありません。植物によって必要な土の栄養素が異なりますから、こちらも確認が必要です。
水
水は与えすぎても、与えすぎなくてもよくありません。それぞれの植物にあった適度な水やりをしてあげましょう。
まとめ
当然のことながら、植物は放っておくと枯れてしまいますから、常に管理が必要です。初心者が上手にガーデニングをするには、まずは育てやすい植物から始めてみるのがおすすめです。
人によってできあがる庭はそれぞれです。この機会に、ぜひすてきな庭をつくってみましょう。
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