東京23区の平均年齢(若い順)ランキング

統計データをもとに東京23区をさまざまな角度からランキング!
一戸建て住宅やマンションを選ぶための役立つ情報を提供していきます。
今回は「平均年齢(若い順)ランキング」です。

ランキングTOP10

第1位…中央区  42.24歳(男性41.04歳 女性43.34歳)
第2位…港区   42.71歳(男性41.33歳 女性43.95歳)
第3位…江戸川区 42.83歳(男性41.89歳 女性43.79歳)
第4位…千代田区 42.84歳(男性41.28歳 女性44.40歳)
第5位…文京区  43.56歳(男性41.93歳 女性45.04歳)
第6位…世田谷区 43.72歳(男性42.28歳 女性45.03歳)
第7位…新宿区  43.80歳(男性42.30歳 女性45.31歳)
第8位…目黒区  43.89歳(男性42.37歳 女性45.25歳)
第9位…練馬区  43.91歳(男性42.58歳 女性45.18歳)
第10位…江東区  43.98歳(男性42.84歳 女性45.11歳)

参考リンク

※データは平成27年1月1日現在。文中の統計資料は東京都総務局「東京都の統計」区市町村別平均年齢(平成3年~平成27年)から抽出しています。
 http://www.toukei.metro.tokyo.jp/juukiy/jy-index.htm

ランキングの概要

第1位から第3位までの年齢差はわずか0.59歳です。
ランキングの第10位までの差も1.74歳と非常に僅差となりました。
東京23区の平均年齢は44.27歳で、市、町、村、島しょ部をあわせた東京都全体の平均年齢は44.43歳になっています。
全体的に区部に比べて町村部、島しょ部などの平均年齢はかなり高めの結果となっています。
平均年齢が最も高いは奥多摩町で58.39歳です。

ランキングを見ると、第1位の中央区日本橋、八重洲、銀座など古くから栄えてきた繁華街・商業地として知られています。
その一方で、最近では月島、晴海など超高層マンションの建設が盛んな再開発エリアが多くあります。
平均年齢が東京23区中で最も若かった理由としては、若い子育て世代の流入人口が多く、それに伴う子どもの増加が大きく関係しているものと思われます。
ただその一方で、このエリアの新築住宅物件はマンションに比べて一戸建て住宅の少なさが指摘されています。

第2位の港区については、「高級住宅が密集するエリア」として知られているので、「比較的年配の居住者が多いのでは」と疑問を持つ人も多いかもしれません。
しかし若い世代の間で「港区」はエリアブランドとして人気があります。
そして、それを背景に、青山赤坂麻布白金などの周辺には若者向けの賃貸物件が多く供給されており、同時に汐留・台場という大規模開発エリアでは大規模マンションが増えています。
こうしたことが要因となって、平均年齢を引き下げていると思われます。

第3位の江戸川区は公園や道路整備などの都市施設の整備が進んだ区です。
平成20年には、親水公園5園を含む 432園、総面積 7,556,917.52平方メートルとなっています(*1)。
江戸川区は京葉道路や蔵前橋通りなど、東京都心と千葉方面を結ぶ道路が充実しており、公園などによる自然環境の豊かさと交通の利便性の高さから子育て世代の流入が多いようです。

*1 2)人口・世帯数の現状 (下記資料 P9)
 >江戸川区景観計画における現況特性:江戸川区役所

キーワードは「平均年齢の推移」

不動産を探していく際には、自分が興味を持ったエリアの平均年齢を参考にするだけではなく、そのエリアの過去10年の「平均年齢の推移」に着目してみるという手もあります。
例えば、今回のランキングを作成する際に使用した東京都総務局「東京都の統計」区市町村別平均年齢を見てみると、そこには平成3~27年までエリアごとの平均年齢の推移が記載されています。

この統計から、平成17年と平成27年とで平均年齢を比べてみると、ランキングのトップ10に入っている区では
中央区が-0.25歳、港区が-0.78歳、千代田区は-0.87歳、新宿で-0.03歳と、10年前よりも平均年齢が下がっていることが分かります。
つまり、これらの4区では「人口の若返り」が進んでいると知ることができるのです。

不動産価値の長期的維持に関係も

平均年齢が長期にわたってほとんど上昇しない・あるいは若返っているということは、それだけ、その地域に活気があり、流入人口が多い=地価の不動産価値が長期にわたって下落しにくいエリアであるという可能性が高いといえるかもしれません。
またこうした地域では自治体も子育て世代や子どものために手厚い制度や設備を充実している、あるいは今後させていく可能性が高いと考えられます。

ただ不動産物件探しをするうえで地域住民の若さや子どもの多さがポイントになるかどうかは、そこに住む人の価値観・年齢などに大きく左右されます。

しかし、少子高齢化が進み、多くの地域で人口の高齢化が進むであろうと予測される日本の中で、平均年齢が若い地域、そして平均年齢の推移が緩やかである地域は首都圏をはじめ、ごく限られていると思われます。
不動産の購入を検討する際には、こうしたことも念頭に置いて、これらのデータに十分に注意を払ってみることも自分が求める物件を探す手がかりになるでしょう。