渋谷と横浜を結ぶ東横線沿線の不動産

渋谷と横浜を結ぶ東横線沿線の不動産

渋谷と横浜を結ぶ東急東横線。高級住宅地の代名詞となっている田園調布駅や、開発が進んでいる武蔵小杉駅など、富裕層向け不動産が集中するエリアです。
2004年から横浜駅からみなとみらい線、2013年から渋谷駅で東京メトロ副都心線と直通運転が開始されたことで、ますます利便性が高まっています。

東横線沿線は「住んでみたい沿線(首都圏)」第2位

不動産系のポータルサイトMAJOR7が、全国のマンション購入意向者約70万人に対して行ったアンケート(2014年)によると、「住んでみたい街」の2位に自由ヶ丘、8位に中目黒、10位に代官山、19位に武蔵小杉がランクインしました。
人気駅が集中していることから、同サイトで行われたアンケート「住んでみたい沿線(首都圏)」において東横線沿線は、1位の山手線沿線に次ぐ第2位となっています。

自由が丘代官山はショッピングスポットとしても有名ですが、閑静な住宅地が広がっていることから、住まいとしても人気のエリア。
都心部からほどよく離れており、利便性をそのままに落ち着いた住環境を実現しています。

また沿線には田園調布や中目黒など、古くから高級住宅街として知られているエリアもあります。
地価は一般的に都心に近いほど高くなるのですが、郊外であっても両者のようないわゆる高級住宅地は環境が整っているだけでなく、富裕層からの根強い人気があるため、大きく価値が下がることはありません。

また東横線沿線の始点となる渋谷駅も忘れてはなりません。
三大副都心のひとつに数えられるターミナル駅であり、2013年に東京メトロ副都心線の工事が行われていましたが、現在も駅および周辺で再開発が続いています。
東横線沿線の価値向上は約束されているといっても過言ではないでしょう。

住んでみたい街2位に輝く「自由が丘」

東京都目黒区にある自由ヶ丘は、ショッピングタウンと閑静な住宅地が両立した街です。
ハイセンスな町並みにふさわしい地名ですが、江戸時代は「谷畑」(やばた)という地名で、その名のとおり緑が多い田園地帯が広がっていました。
しかし、昭和の初期になると次第に宅地化が進み、私立の学校も建設されるようになります。
この私立校こそが後の駅名にもなる自由ヶ丘学園です。
やがて住民は「自由ヶ丘駅前X番地」と書くようになり、地名として正式採用されるようになりました。
「住んでみたい街」アンケートでは毎年上位にランクインする人気の街ですが、不動産供給のほとんどは中古物件です。
新築マンションの供給が追いつかないほど人気であることから、多少駅から遠い物件でも需要があります。
最近はリノベーションといって中古物件を新築同様に建て替えることも多く、少額の不動産投資でハイリターンを狙うことも可能です。
自由が丘駅から渋谷駅まで東急東横線特急で約8分。同駅には東急大井町線の乗換駅でもあり、大井町駅でりんかい線に乗り換えればベイエリアにもアクセスできます。
都心方面の移動にすぐれていることから賃貸需要が安定しているエリアです。

高級住宅街の代名詞「田園調布」

関西の芦屋に対して、関東における高級住宅地の代名詞となっているのが田園調布です。
高級住宅街の成り立ちには大きく分けると「大名の下屋敷跡地を宅地開発した土地」「エベネザー・ハワード氏が提唱した田園都市構想に基づいて開発された土地」の2種類に分けることができます。
田園調布は後者のパターンです。
田園都市構想とは環境が悪化した土地を離れて、自然あふれる郊外に住宅を構えるという考え方で、現在の田園調布の街を見ると分かるように、住まいと自然が同居した町並みとなっています。
田園調布の特徴として「住宅と庭園の街づくり」の下、「田園調布憲章」「環境保全についての申し合わせ」および「新・改築工事に関する指導細則」により、住環境を良好に保っていることが挙げられます。
田園調布エリアを住宅地区と駅前地区に分けて、それぞれ厳しい建築基準を設けることで景観を維持しようという試みで、田園調布の町並みが今もなお維持されているのは、この運動によるものです。
田園調布ブランドの保護は、不動産の資産価値の保護にもつながります。安定した運用を考えている人には最適な土地といえるのではないでしょうか。

関東一のファッショナブルエリア「代官山」

渋谷区の南西部に位置する代官山。最先端のアートやファッションにおけるトレンドの発信地として知られており、静かで落ち着いた町並みが広がっています。
毎日のように結婚式や展示会、有名アーティストによるライブやなどのイベントが行われているエリアで、2014年に行われた「住んでみたい街」アンケートでは10位にランクインしました。
今でこそトップクラスのファッショナブルエリアとして有名な代官山ですが、30年前は緑が生い茂る土地で、米穀の販売や土地経営で財をなした豪商・朝倉家の邸宅が数軒あるだけでした。
朝倉不動産は代官山という土地を非常に大切にしていたようで、住みよい快適な場所を作り上げるために、時代の変化に流されず、慎重に土地開発を行ってきました。
現在の洗練された雰囲気を見れば分かるように、代官山は住宅地としても商業地としても魅力あふれるエリアとなっています。
このような高い人気がある一方で、住宅事情を見ると賃貸物件の供給が追いついていない状態です。
ハイグレードの新築マンションの建設が進んでいますが中古物件の需要も依然として高いため、リノベーション目的の不動産投資にも最適なエリアといえるでしょう。

東横線沿線における不動産地価の推移

東横線沿線の公示地価(2014年)は1平方メートルあたり平均94万円で、坪単価は平均312万円となっています。
前年との変動率は+2.6%です。2007年に前年比+22%、2008年に前年比+17%の高騰が見られましたが、リーマンショック以降は5年連続で地価が下がり続けていました。
2014年に一転してプラスとなったのは、2013年に東京オリンピックの開催が発表されたためと考えられます。
オリンピックが開催される2020年にあわせて、東京エリアでは急ピッチで再開発が行われている最中であり、将来性があることから全体的な地価上昇が見られます。

また同線の神奈川エリアの価値も高まっています。
日吉駅や大倉山駅がある横浜市港北区や、横浜駅がある横浜市西区では2013年以降連続で地価上昇が見られるなど、東京圏に先駆けて土地が評価されている傾向にあります。

その理由は東横線沿線の始点となる渋谷駅において、2013年に東京メトロ副都心線の乗り入れに伴って利便性の向上や、駅周辺の土地開発が盛んなことが一つ、そして横浜駅周辺およびみなとみらい地区で再開発プロジェクトが行われていることが挙げられます。