中央区 銀座(ぎんざ)

東京屈指の高級な商店街。日本一地価の高い場所でもあります。

銀座(ぎんざ)とは、中近世に貨幣の鋳造や銀地金の買売を担った場所を言いました。
明治維新後の大火で銀座一円は焼失し、大規模な区画整理が行われ、文明開化の象徴とも言える煉瓦街として生まれ変わりました。

関東大震災でまた町の大半を焼失しましたが、昭和初期にはアール・デコの影響を受けたモダンボーイ(モボ)やモダンガール(モガ)と呼ばれる人々が町を闊歩し、街を散策する「銀ブラ」が全盛を極めました。
今や日本最大の繁華街であり、東京屈指の高級な商店街として知られています。


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銀座の地理

銀座は東京都中央区の地名で、銀座1丁目から銀座8丁目までのエリアを指します。銀座の歴史は古く、今から400年前、徳川家康の日比谷入り江の埋め立て事業によって誕生しました。江戸時代には商人や職人の街として発展します。ちなみに「銀座」という地名は、1800年までこの地にあった銀貨の鋳造所に由来します。

銀座が商業地として大きく発展したのは明治時代です。明治5年の大火をきっかけに、西欧風のレンガ街の建設が行われることになり、銀座は「文明開化の象徴的な街」として新しく生まれ変わりました。当時の面影は銀座3丁目の「銀座ガス灯通り」にある復元ガス灯や、創業100年を超える老舗の百貨店などに見ることができます。

銀座の特徴

銀座は買い物もグルメも満喫できる街です。銀座中央通りは、週末は歩行者天国となり高級ブティックやセレクトショップでゆったりと買い物が楽しめます。銀座4丁目から8丁目、1丁目には大企業の本社や大型百貨店、ホテル、おしゃれなカフェや有名レストランなどが建ち並びます。
ただし、このエリアにはほとんど住居はありません。高級住宅地が広がるのは築地・入船・港方面です。小規模な建物が中心ですが、オフィスと住居が混在するエリアになっています。銀座の近くでありながら意外に静かな住環境が特徴です。

銀座の立地・魅力

銀座エリアの代表駅は東京メトロの銀座線・丸ノ内線・日比谷線の3路線が利用できる銀座駅です。エリア内には東京メトロ有楽町線の銀座一丁目駅や、日比谷線と都営地下鉄浅草線の東銀座駅が徒歩圏内と、目的地に合わせて路線を使い分けることができます。首都高速都心環状線の京橋ジャンクションがあるため、車での移動にも便利な立地です。

銀座は住むことそのものがステータスとなるような街です。誰もが憧れるエリアでもあり、必然的に不動産も高級物件が多くなります。そのため、それなりの予算が必要になりますが、それを補ってあまりある魅力に満ちた街だといえます。


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