南平台町の地理
渋谷区南平台町(なんぺいだいちょう)は道玄坂を登り切り、玉川通り(国道246号)に合流する「道玄坂上交差点」から南へ広がる一角に位置します。
ややユニークな地名の由来は定かではありませんが、「北側の神泉谷に対してやや高台になっている平らな地」ということからこの名で呼ばれるようになってのではないかと推測されています。
南平台町は、北側は玉川通りをはさんで神泉町と接し、東側にはセルリアンタワーのある桜丘町をはさんで渋谷駅を見おろします。
南側では「代官山エリア」として認識されている鉢山町と接し、西側は旧山手通りをはさんで目黒区青葉台と接しています。
このような地理的条件だけでも、南平台が都内一級の高級住宅地であることがおよそおわかりいただけるのではないでしょうか。
南平台町の特徴
南平台町に足を踏み入れると、世間でいう「閑静な住宅地」であることはもちろんながら、それに加えて道幅の広さ・家々の塀の高さ、路地の懐の深さに強い印象を受けるはずです。
いかにも由緒ありそうな町並みですが、それもそのはず。
南平台町はもともと東京都内有数の高級邸宅街として、岸信介や三木武夫といった政界の大物が私邸を構えた地でもあるのです。
かつてはいかめしい門構えのお屋敷街でしたが、近年は真新しい高級住宅や先進的なデザインのマンションも増え、有名映画監督や大女優の家もあります。
高級さに加え、文化的な格調高さ・上品さも感じ取っていただけるでしょう。
南平台町の立地・魅力
南平台町にはマレーシア大使館、アラブ首長国連邦大使館があり、代官山に向かってはさらに多くの国々の大使館が点在しています。
このため、治安の良さや、ハイソサエティな国際性の豊かさといった意味でも魅力的なエリアといえます。
なお、この周辺に居住される方の多くは車での移動が中心とは思いますが、渋谷駅までは徒歩でも10分足らず。
代官山駅や京王線神泉駅も徒歩圏内となっています。
渋谷・代官山には多くの若者や観光客が訪れますが、南平台町付近まで入り込んでくるケースは稀です。
見知らぬ人々が気軽に踏み込んでこない静かな環境で、落ち着いた生活を楽しんでいただけるでしょう。
南平台町のエリアの不動産(一戸建て・マンション・土地・事業用物件)を探す
今日はなんとか天気にも恵まれ、#南平台町 #フリーマーケット 開催です😄
お待ちしております❤️ pic.twitter.com/MUZBJOOBYv— 渋谷区南平台町会【公式】 (@nanpeidaicho) March 10, 2019