東京都心の高い実力!だから落ちない都心の価値

 「世界の都市総合力ランキング2017」(森記念財団都市戦略研究所発表)によると東京が昨年に引き続き3位とトップ3に入った。1位はロンドン(6年連続)、2位はニューヨークで、東京は留学生数のスコアが年々向上していることなどから、2位とのスコア差を縮めている。

 世界の都市総合力ランキング(GPCI)は、世界主要44都市を選定し、主要な6分野(経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス)と、都市活動をけん引する5つのグローバル・アクター(経営者、研究者、アーティスト、観光客、生活者)の視点に基づき、それらの都市の総合力を評価。2008年からスタートしてして今回10回目となる。

 2016年の分野別ランキングと比較すると、東京は海外からの訪問者数、留学生数のスコアが年々向上していることから「文化・交流」が5位から4位へ、「交通・アクセス」は11位から6位へとランクアップ。一方で「経済」は1位から4位へ、「居住」は6位から14位へとランクダウンしている。

◆世界の都市総合力ランキング2017
1位:ロンドン
2位:ニューヨーク
3位:東京
4位:パリ
5位:シンガポール
6位:ソウル
7位:アムステルダム
8位:ベルリン
9位:香港
10位:シドニー

 2020年の五輪開催を契機として大きく変わろうとする都心エリアでは、大会のメイン会場となる湾岸エリアはもちろん、様々な場所で再開発が進み、利便性と快適性を高める街の機能更新と同時に、大きなマンション計画が続いています。億を超える物件も少なくない東京都心の住宅市場ですが、世界的な観点から見ると割安だという指摘もあります。アジアを中心とした外国人投資家による東京都心の住宅購入が増えたのは、都心の立地優位性に加えて、高い基本性能を有した住宅が自国に比べて手ごろという判断ゆえです。

 では、その東京都心の実力は、実際の暮らしにどのように結びついているのでしょうか。東京都心の価値が落ちない理由を以下のカテゴリーごとに見ていきます。

都市機能
住まい
景観
カルチャー
子育て・教育
公示地価