目黒区の防災・地震対策はどうなっている?

目黒区では「自分たちの生命・財産は自分たちで守る」ことを目標に、町会・自治会などを母体とした防災区民組織が結成されており、街ぐるみで防災・地震対策を行っています。
なお、区では活動を支援するために、小型消防ポンプや救助用資機材などを支給しています。
防災・地震対策のおもな取組みとしては、下記のようなものが挙げられます。

・消火器の地域配備
地域で火災が発生した場合、地域の皆さんが直ちに初期消火を行えるよう、区内各所に約4,600本の街頭消火器を設置しています。

・情報の伝達
災害時に正しい情報を伝達するため、小・中学校や公園など、区内59ヵ所に防災行政無線スピーカーを配置しています。
さらに、無線スピーカーを通じて放送した内容を電話で確認することができるサービスも導入しています。
災害対策活動に必要な情報を収集・伝達するために、無線機を小・中学校や関係防災機関などに配備するとともに、都・区間を結ぶ防災行政無線による映像情報などのネットワークを最大限に活用しています。

・食料・生活必需品などの確保
災害時に備えて、飲料水・乾パン・毛布・敷物などを確保しています。飲料水は、小・中学校の受水槽や、林試の森公園の応急給水槽、八雲給水所の水を活用します。
また、食料・日用品などは、区内15ヵ所の備蓄倉庫に備えてあります。
さらに、地域避難所となる小・中学校に倉庫を設置し、最小限の食糧など、備蓄品の一部を保管しています。

・備蓄倉庫設置場所
備蓄倉庫は、防災センター、菅刈保育園、目黒区土木事務所、南部地区センター、宮前小学校、田道ふれあい館、田道保育園、めぐろ区民キャンパス、碑文谷体育館、中目黒公園、東京学園高校、東山公園、目黒不動防災ひろば、五本木二丁目倉庫、三田フレンズ倉庫に設置されています。

目黒区ならではの取組みとは?

八雲周辺の広域避難場所に指定されている駒沢オリンピック公園の様子

目黒区では、以前より外国籍住民の増加に伴い、区役所や区立施設、教育機関などで外国籍住民が日本語を話せないために、行政サービスを受けられないといったケースが多く発生していました。
そうした背景もあり、幅広い分野に翻訳ボランティアを募集し、今では区内大使館と交流事業を行う際や外国から交流団が来日したときなどにもボランティアの方々を派遣しています。

こうした活動を防災・地震対策のひとつとして利用しようといった発想から、震災が発生した際に日本語のわからない外国人区民等を支援するために、語学能力を活用してボランティア活動を行う「防災語学ボランティア制度」を設けています。
防災語学ボランティアは、地域の防災訓練への参加、災害発生時の災害情報の通訳・翻訳、外国人区民等からの問い合わせや相談への対応、復旧・復興時の避難所における通訳など、防災対策、災害発生から復興までの外国人区民等の支援のために、無理のない範囲で活動していただくものとなっています。

現在は英語、中国語、インドネシア語など12ヵ国語で、60人以上の方が登録をしています。
参加資格などは特になく、日本語のできる外国人の方も募集しています。
目黒区民で興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。

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