集団?個別?自分たちにぴったりの塾選びのポイントとは?

お子様の学力向上のために、学習塾への通塾を検討されていらっしゃる保護者の方は少なくないかと思います。現に小学校高学年以上になると、多くのお子様が通塾しています。平成28年度の政府統計「子供の学習費調査」によると、公立小学校6年生の通塾率は49.4%と約半数、公立中学校の生徒の通塾率は68.9%にも上ります。
この記事では、学習塾の種類や特徴、メリットを紹介したうえで塾選びについて解説します。

集団指導学習塾と個別指導学習塾

学習塾のスタイルには、集団指導学習塾と個別指導学習塾があります。まずは、それぞれの特徴を知ることが塾選びのスタートになります。

集団指導学習塾とは?

集団指導学習塾とは、先生1人対多数の生徒という学校形式の学習塾です。集団指導のスタイルをとる大手予備校や地域の進学塾は、独自の受験対策や定期テスト対策などのノウハウをもち、難関校の合格を目標に掲げて運営しているケースが多くみられます。一つひとつのクラスをレベル分けすることにより、学力に応じた指導を行い、同時に生徒同士で励ましあい、競いあえる環境をつくっている教室が多い傾向にあります。

個別指導学習塾とは?

一方、近年非常に伸びているのが個別指導学習塾です。先生1人に対して生徒が1人~3人程度の少人数制を取っており、学習塾で家庭教師の授業を受けるといったイメージです。
個別指導学習塾では、カリキュラムに沿った学習というよりむしろ、生徒の理解度や学力に応じてオーダーメイドの指導が行われます。場合によっては、前学年の振り返り学習が行われることも珍しくありません。個別なので、部活動やほかの習い事との両立などのために、時間割に融通をきかせやすいのも特徴のひとつです。

学習塾に通うメリット

塾選びのためには、通塾した場合のメリットを把握することが重要です。

集団・個別に共通するメリット

集団指導、個別指導に共通する学習塾に通うメリットは2点あります。
1点目は、学習習慣が身につけられることです。学習塾の時間がなかば強制的な学習時間となること、学習塾から宿題が課されることにより、自然に学習せざるを得ない状況になるからです。
2点目は、目標を設定しやすくなることです。学習塾に通うことで、志望校や将来の職業など先を見据えた学習に取り組むことができます。また、模擬試験や学習塾内のテストを通して、客観的に自分自身の学力を把握することができ、目標に向けての課題設定が行えます。

集団指導学習塾で学習するメリット

一般的に、集団指導学習塾は、もともと基礎学力がある程度備わっている生徒がさらなる学力アップを図りたい場合に適しています。集団指導学習塾の講師は、受験や学校の定期テスト対策のプロであり、非常にスキルの高い人が多いでしょう。授業をしっかり理解し、消化できれば、学校や家庭学習よりも密度の高い学習をすることができます。
また、大手の予備校では、志望校の過去問題のデータや問題の予測にも力を入れており、志望校合格のための学習を効率よく行うこともできます。夏季・冬期講習を利用したり、空き時間に自習室を利用したりすることにより、学習の効果をさらに高められます。

個別指導進学塾で学習するメリット

個別指導進学塾は、学校の授業についていけない生徒や、面白みを見いだせない生徒が、理解する喜びを感じたり、学習する目的を見つけ出したりするのに適しています。特に、近年は価値観が多様化し、以前のように「難関校に合格できれば将来は安泰」といった考えを持たない生徒も増えてきているので、モチベーションの持たせ方が重要視されています。常に身近に先生がいて、気軽に質問や相談ができる個別指導では、学習だけではなく内面のフォローをしやすいという側面があります。

学習塾選びのポイント

塾選びの主なポイントは、4つあります。

学力と性格

学力に自信がない場合には、集団指導よりも個別指導学習塾で基礎を鍛えなおした方が学力アップする可能性が高いでしょう。また、性格的に引っ込み思案だったり、先生にわからないところを自ら質問したりするのが苦手な生徒の場合も、個別指導の方がストレスなく課題を解消していきやすいといえます。
反対に、学力の近い生徒たちと切磋琢磨しながら学習をしたいという場合や、わからないところは積極的に先生に質問できるタイプの生徒の場合には、集団指導学習塾の方が力を伸ばしやすいといえるでしょう。

カリキュラム

集団指導学習塾では、クラスごとにある程度のカリキュラムが定められています。学校の授業先取り型、受験対策型、学校の授業復習中心型など、学力や目的に応じたクラス設定があるため、カリキュラムが希望にあったものかどうかを確認しましょう。
個別指導集団塾では一般的に、体験授業の際に生徒の学力に応じた個別カリキュラムが設定されます。「生徒の学力に応じて」という部分が非常に難しく、学習の進度が著しく遅くなってしまうケースもありますので、目標から逆算して学力を高めていけるカリキュラムが組まれているかどうかをチェックしましょう。

先生との相性

お子様が学習をするうえで、先生との相性は非常に重要なポイントです。どんなに評判の良い学習塾でも、先生と相性が合わなければ、生徒はモチベーションがあがりません。
先生との相性に関しては、実際に入校してみないとわからない部分も多いですが、説明会や体験授業で教室長や担当講師の雰囲気がお子様に合いそうかどうかを確認することは塾選びにおいて非常に重要です。

月謝

個別指導学習塾は集団指導学習塾に比べて、月謝が高額な傾向があります。苦手科目は個別、得意な科目は集団指導というふうにカスタマイズして受講できる塾を利用する、科目によって学習塾を変える、といった利用方法もあります。

まとめ

学習塾には、全国展開している大手学習塾から個人運営の教室まで非常に多くの教室があり、どのように教室を選べばよいか迷っているという方も少なくないかと思います。
学習塾を選ぶポイントは、お子様の性格や学力、目標などによって異なってきますが、最終的には教室や先生との相性によって決まる部分が少なくありません。その見極めのためには、体験授業や説明会・見学会を積極的に利用し、相性を確認しながら塾を選びましょう。

参考:

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