目黒区 都心の14区比較

目黒区

目黒区の住み心地

多様な世代でにぎわう街と閑静な邸宅街が隣り合う

中目黒のショップ

 人気の街が多い東急東横線のなかでも、特に存在感の大きい「中目黒」、「自由が丘」を擁する。いずれの街にも流行のレストランやカフェ、ブティックなどが集まるが、地元の住民が散策ついでにふらりと立ち寄れるようなカジュアルな雰囲気だ。また、中目黒の目黒川沿いの小路や、自由が丘の約300mにわたってベンチが並べられた九品仏川緑道は、子育てファミリーからシニアまで、多様な世代が憩いの時間を過ごせる場所だ。

 主要幹線道路である目黒通りは、別名「インテリアストリート」。欧米のアンティーク、古い和家具など特徴のあるショップが約60軒も連なり、こちらも幅広い世代の客が訪れる。

 その一方で、中目黒駅に近い青葉台、自由が丘駅隣の都立大学駅近くの碑文谷や八雲などには、閑静な低層住宅の街並みが広がる。にぎわいと静けさが程よい距離感で隣り合うのは目黒区ならではの住環境だ。

 区の北部の駒場には、広大な東京大学の駒場キャンパスや先端科学技術研究センター、都立国際高校などの教育・研究施設が集まる。学生街には静かな低層の住宅街が寄り添う形で続いており、渋谷駅から数kmと離れていないが、静かで落ち着いた雰囲気を醸し出している。

目的別に使い分けられる大きな公園も点在

 大規模で個性的な公園も擁していることも目黒区の特徴だ。下目黒にある林試の森公園は12万㎡以上と広大で、必要以上に手を入れていない雑木林も残り、都心ながら野趣を感じる場所。また、冬には富士山が望める青葉台の西郷山公園、その隣には、茶会を開くことができる和館を併設した大名庭園ももつ菅刈がある。さらにデイキャンプができる駒場野公園もあり、目的別に使える。

 待機児童数縮小の取り組みにも積極的に取り組んでいる。就学前人口の増加などによる保育需要の急増への対応として、区役所庁舎敷地内や区立小学校校舎内での保育園整備などで2016年1年間で過去最大となる441人分の保育施設定員を拡大しました。しかしながら、2017年4月の待機児童数は617人と前年より倍増、2018年4月は330人と下がったものの14区中13位とまだまだ課題を残す。

 23区初となった「子どもの権利擁護委員制度」では、経験豊富な委員が対応する子ども相談室を開設。放課後や休校日でも子どもが安全に過ごすための居場所づくりや、見守り体制を充実させる取り組みを行っている。

 毎年秋には「めぐろアートウィーク」を開催。親子で参加できる美術ワークショップや、区内の歴史的邸宅でのサロンコンサート、特徴的な建造物の建築ガイドツアーなどを開いている。

データから測る目黒区の住み心地

※ 星5つが満点。星3つを14区平均として相対評価で算出しています
※()内は14区の平均値 ※順位は14区の相対的順位

※カテゴリー別調査指標

基本データ 人口(38万1822人) 28万1132人【9位】
面積(24.72k㎡) 14.67k㎡【10位】
人口密度(1万6214人/k㎡) 1万9164人/k㎡【4位】
一般世帯数(21万5146世帯) 15万8114世帯【9位】
昼夜間人口比率(271%)
通勤・通学などによる人の流入の多さ
105.8%【10位】
財政力指数【収入額÷支出額】(0.71) 0.78【4位】
保育
星3つ
児童福祉費(1,606千円)
乳幼児・幼児<0~6歳>1人当たりで換算
1,434千円【11位】
待機児童数(135人) 330人【13位】
対前年比待機児童増減数(-147人) -287人 3位
保育サービス利用率(46.2%) 39.6%【13位】
保育料(3万6519円)
※世帯年収1000万円(推定区民税所得割283,200円)の場合
※2019年10月1日より幼児教育・保育の無償化(3~5歳)がスタート→詳細はこちら
3万3400円 3位
教育
星4.5つ
教育費(1,150千円)
学生<7~15歳>1人当たりで換算
720千円【11位】
人口1人当たりの公立図書館蔵書数(3.71冊) 4.25冊 3位
小学校教諭1人当たりの児童数(17.64人) 17.1人【6位】
中学校教諭1人当たりの生徒数(15.65人) 13.7人 1位
医療
星3つ
1k㎡当たりの医療施設数(27.3ヵ所) 22.2ヵ所【8位】
人口1000人当たりの医療施設従事医師数[常勤換算](8.71人) 3.6人【9位】
人口1万人当たりの医療機関数(19.9ヵ所) 11.6ヵ所【8位】
子どもが医療費助成を受けられる期間 中卒(入院時食事療養費含む)
安全
星4つ
人口1万人当たりの火災発生数(出火率)(4.97件) 2.49件【4位】
刑法犯認知件数(3,760件) 1,871件 2位
昼夜人口1000人当たりの刑法犯認知件数(11.60件) 5.19件【4位】
侵入窃盗発生件数(141.5件) 79件【3位】
交番、駐在所がカバーする人口(1万2830人) 1万2223人【7位】
自然環境
星2つ
公立公園の数(224.93ヵ所) 131ヵ所【9位】
人口1万人当たりの公立公園等の数(5.74園) 4.66園【13位】
公立公園の総面積(1,240,995.427㎡) 489,223.97㎡【10位】
人口1人当たりの公立公園等の面積(3.09㎡) 1.74k㎡【10位】
緑被率(18.38%) 17.3%【10位】(2014年)
買物&娯楽
星2.5つ
小売業事業所数(2,424ヵ所) 1,602所【12位】
昼間人口千人当たりの飲食店数(5.58ヵ所) 5.65ヵ所【7位】
映画館数(≠スクリーン数)(4.14館) 0館【12位】
昼間人口10万人当たりのフィットネスクラブ数(5.58ヵ所) 9.53ヵ所 1位
社会・民間体育施設数(65.14ヵ所) 36ヵ所【11位】
文化施設数(21.07ヵ所) 18ヵ所【8位】
住まい
星3.5つ
一般世帯の持ち家率(42.3%) 46.6%【4位】
居住世帯の一戸建て率(16.5%) 23.3%【4位】
駅数(23.57駅) 8駅【14位】
中古戸建平均価格(7,116.8万円) 8,255万円【4位】
中古マンション平均価格(5,660.1万円) 5,739万円【6位】


目黒区の資産価値

目黒駅周辺の再開発による利便性向上に期待

目黒駅

 青葉台や自由が丘、中目黒など住宅地として人気の高い街を数多く擁する目黒区。しかし、新築マンションの供給が限られることもあり、人口増加率は低い。ただ、地価はこの10年間で3割近く上昇しており、居住ニーズの高さが読み取れる。

 資産性・収益性ともに良好な街が多いが、青葉台や駒場など住宅地エリアは賃料に比べて物件価格が相対的に高く、収益性よりもリセールバリューの高さが目立つ。一方、商業施設の集積する目黒や自由が丘などは賃貸ニーズが高く、収益性が比較的高いという違いがある。

 また、住宅地としての印象が強かった目黒ですが、JR目黒駅周辺の大規模な再開発によりビジネスエリアとしての発展も期待され、今後は商業施設の集積や利便性向上が人口増加につながりそうだ。

■2021年地価ランキング(用途地域:住宅地)

順位 街名 標準地番(住居表示) 最寄り駅、距離 公示地価 前年価格 前年比(順位)
1位 青葉台 青葉台3丁目503番3
(青葉台3-5-44)
神泉駅
590m
224.0万円/㎡
※740万円/坪
221.0万円/㎡
※730万円/坪
+1.36%
(1位)
2位 青葉台 青葉台2丁目522番69外
(青葉台2-2-17)
神泉駅
720m
148.0万円/㎡
※489万円/坪
148.0万円/㎡
※489万円/坪
0.00%
(2位)
3位 青葉台 青葉台4丁目580番7
(青葉台4-6-19)
神泉駅
550m
146.0万円/㎡
※482万円/坪
144.0万円/㎡
※476万円/坪
+1.39%
(3位)
4位 三田 三田2丁目205番4
(三田2-1-5)
恵比寿駅
620m
127.0万円/㎡
※419万円/坪
126.0万円/㎡
※416万円/坪
+0.79%
(4位)
5位 自由が丘 自由が丘2丁目123番8
(自由が丘2-18-26)
自由が丘駅
500m
112.0万円/㎡
※370万円/坪
112.0万円/㎡
※370万円/坪
0.00%
(5位)
6位 青葉台 青葉台3丁目314番3
(青葉台3-13-14)
池尻大橋駅
760m
109.0万円/㎡
※360万円/坪
109.0万円/㎡
※360万円/坪
0.00%
(6位)
7位 駒場 駒場4丁目861番85
(駒場4-3-38)
駒場東大前駅
520m
107.0万円/㎡
※353万円/坪
107.0万円/㎡
※353万円/坪
0.00%
(7位)
8位 目黒 目黒2丁目721番1外
(目黒2-1-18)
中目黒駅
1000m
104.0万円/㎡
※343万円/坪
104.0万円/㎡
※343万円/坪
0.00%
(8位)
9位 三田 三田2丁目1番67
(三田2-18-8)
目黒駅
800m
101.0万円/㎡
※333万円/坪
100.0万円/㎡
※330万円/坪
+1.00%
(9位)
10位 中目黒 中目黒3丁目535番28
(中目黒3-14-7)
中目黒駅
700m
95.8万円/㎡
※316万円/坪
94.9万円/㎡
※313万円/坪
+0.95%
(10位)
11位 上目黒 上目黒3丁目1772番14
(上目黒3-24-10)
中目黒駅
550m
93.1万円/㎡
※307万円/坪
92.8万円/㎡
※306万円/坪
+0.32%
(11位)
12位 東山 東山3丁目1021番2
(東山3-12-10)
池尻大橋駅
280m
92.4万円/㎡
※305万円/坪
92.2万円/㎡
※304万円/坪
+0.22%
(12位)
13位 中根 中根2丁目115番1
(中根2-7-3)
都立大学駅
450m
91.3万円/㎡
※301万円/坪
90.5万円/㎡
※299万円/坪
+0.88%
(14位)
14位 大橋 大橋2丁目628番10
(大橋2-7-10)
池尻大橋駅
600m
91.0万円/㎡
※300万円/坪
91.0万円/㎡
※300万円/坪
0.00%
(13位)
15位 鷹番 鷹番1丁目155番4
(鷹番1-18-18)
学芸大学駅
500m
88.8万円/㎡
※293万円/坪
88.8万円/㎡
※293万円/坪
0.00%
(15位)
15位 目黒本町 目黒本町3丁目136番1外
(目黒本町3-16-6)
武蔵小山駅
500m
88.8万円/㎡
※293万円/坪
88.8万円/㎡
※293万円/坪
0.00%
(15位)

出典:国土交通省地価公示


目黒区の人気&注目の街

上目黒

目黒川沿いのお洒落なお店巡りが楽しい街

上目黒

中目黒駅周辺にはお洒落なお店が多く、流行に敏感な都会の人々を惹きつけている。桜並木で有名な目黒川沿いにもカフェやレストランなど洒落たお店が点在し、散歩しながらのお店巡りも楽しい。ハイセンスなお店ばかりだけではなく、リーズナブルな食堂や居酒屋が立ち並ぶ商店街もあり、多彩な表情を見せてくれる。

新築マンション平均価格 1億335万円
中古マンション平均価格 9,653万円
※70㎡換算価格。16年6月~19年5月分譲の新築マンションと同時期流通の築1年~10年の中古マンション(出典:「都心に住む19年12月号」リクルート)

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下目黒

豊かな緑地と大使館が点在。活気ある商店街もそろう

下目黒

目黒駅、東急目黒線不動前駅などが利用可。目黒駅に続く権之助坂には、延べ約3kmに飲食店をはじめ250以上の店が並ぶ。酉の市で知られる大鳥神社や、1200年の歴史を持つ日本三大不動のひとつ、目黒不動尊もある。4~6丁目には外国大使館が点在し、国際的な雰囲気もある。

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東山

首都高速 大橋JCTを軸に、街並みの整備が進む

東山

東急田園都市線で渋谷からひと駅隣にある、池尻大橋駅の南側エリア。高台にある上、広い区画に建てられた公務員住宅や自衛隊施設が点在し、開放的だ。隣接する大橋には図書館や天空庭園、スーパーが近接する首都高速・大橋ジャンクションが完成し、利便性が向上した。

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青葉台

水や緑が身近な環境で、オフタイムを堪能できる

青葉台

山手通りと旧山手通りの間に位置し南北に広がるエリア。この一帯のシンボル的公園が、大名庭園跡地の「菅刈公園」と、西郷隆盛の弟・西郷従道の屋敷跡の「西郷山公園」。2つの公園とも広くて眺めも良く、子供を遊ばせたりと住民の憩いの場となっている。

低層マンションと一戸建てが中心で、都心では希少な、純然たる住宅街という点が特徴。休日の生活を重視する人には特におすすめ。

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三田

目黒川や公園に恵まれ、大型商業施設も身近に

目黒区三田

目黒区三田は港区三田と同名の街。山手線の恵比寿駅と目黒駅の間に位置し、東西で一・二丁目に分かれている。

東側の一丁目は、恵比寿ガーデンプレイスの一画を占めており、多様な店が集積しているため高い生活利便性を享受できる。一方西側の二丁目は、一戸建てや小中規模のマンションが中心になった閑静な住宅街。

 目黒川の遊歩道や目黒区民センター公園などが近く、散歩やジョギングなどを通じて気軽に自然が楽しめる。

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[記事公開日]:2014/08/08[最終更新日]:2021/04/03