中央区の住みやすさは?保育・教育・医療環境が充実!気になる項目をデータで比較

中央区の住み心地
[記事公開日]:2014/08/08[最新更新日]:2022/07/29

百貨店や飲食店が多く立ち並び、落ち着いた雰囲気の活気があふれる中央区。今回はそんな中央区の住みやすさに関するデータをご紹介します。街の特徴や気になる治安、子育てのしやすさなどを詳しく見ていきましょう。住みやすい街もあわせてご紹介するので、中央区に住んでみたい方はもちろん、都内への引っ越しを検討中の方はぜひ参考にご覧ください。

※以下、順位は14区の相対的順位。星マークは5点満点で3点を14区のほぼ平均として相対的に評価。

中央区の基本データ

カテゴリー 14区内平均 データ 順位
人口 38万3046人 17万583人 13位
面積 24.72k㎡ 10.21k㎡ 14位
人口密度 1万5496人/k㎡ 1万6707人/k㎡ 8位
一般世帯数 21万6070世帯 9万5812世帯 13位
昼夜間人口比率
※昼間人口÷夜間人口×100
270.9% 431.1% 2位
財政力指数
※収入額÷支出額
0.70 0.66 6位

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中央区は東京23区のほぼ中央に位置します。世界的にも有名な銀座や日本橋などの大商業エリアがあり、昼夜間人口比率が高いことが特徴的です。面積は広くありませんが人口密度も低く、ベイエリアなどの住宅地はどの世代からも人気です。商業地や繁華街が多くあるため交通の便もよく、財政力も比較的高い区です。

中央区の特徴

江戸時代から続く商業の中心地を抱えた中央区。まず押さえておきたい、昔ながらの雰囲気が残る街並みとベイエリアの再開発についてご紹介します。

江戸時代から続く商業と文化の中心地

銀座和光銀座から連なる日本橋エリアでは、新たな賑わいを生み出す日本橋室町東地区の再開発事業が完了。オフィスと商業施設に、シネコンなどのエンターテインメント機能が加わりました。

銀座は百貨店や高級ブランドの旗艦店が軒を連ねる一大商業地、日本橋は老舗店が江戸時代からの歴史を守るイメージが強いエリアでしたが、再開発により、一帯は歴史と最先端を融合した新しい街へと生まれ変わりました。桜並木の延伸や歩道幅の拡張も行われ、日本文化を堪能できるエリアとして国内外から注目を集めています。

今後も続くベイエリアの再開発

東京オリンピック・パラリンピックに向けて行われていたベイエリアの再開発は、2021年以降も続いていく予定です。選手村建設地の晴海、勝どきなどのベイエリアには、1000戸を超える規模のタワーマンションが複数建設予定。築地場外市場地区では、市場が豊洲へ移転した後も活気と賑わいを絶やさないように議論が続いています。

さらに、銀座の中心部と臨海部を結ぶ基幹的交通システム「BRT(バス高速輸送システム)」が2022年度から本格運用すれば、常住人口・就業人口ともに大幅に増えるでしょう。

中央区の治安 星3.5つ

カテゴリー 14区平均 データ 順位
刑法犯認知件数 2689件 1768件 3位
人口1000人当たりの刑法犯認知件数 7.02件 10.36件 10位
人口1000人当たりの侵入窃盗発生件数 0.37件 0.42件 12位
人口1000人当たりの火災発生件数 0.23件 0.77件 13位
交番・駐在所数 29ヵ所 23ヵ所 10位

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人口密度が低いこともあり、刑法犯認知件数自体は14区内でかなり少ないエリアです。ただし人口単位でみると、刑法犯認知件数・火災発生件数・窃盗件数ともに14区内でもかなり多い傾向にあります。治安の悪いエリアは人が多く集まる銀座や築地に集中しているものの、区では防犯設備士の資格を持つ防犯アドバイザーを各家庭に派遣。空き巣など防犯対策の相談を受け付けています。また防犯対策費用については一部助成も行っています。

中央区の子育て環境星3.5つ

カテゴリー 14区内平均 データ 順位
就学前児童1人当たりの児童福祉費 211.4万円 175.6万円 14位
待機児童数(対前年比) 9人(-21人) 85人(-117人) 10位
保育サービス利用率 53.1% 50.8% 12位
小・中学生1人当たりの教育費 96.1万円 228.3万円 1位
小学校教員1人当たりの児童数 18.07人 17.95人 8位
中学校教員1人当たりの生徒数 16.64人 15.29人 5位
人口1人当たりの公立図書館蔵書数 3.67冊 3.56冊 6位

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中央区はさまざまな子育て支援制度を行っています。例えば子どもが生まれた家庭には新生児誕生祝品として5万円分の区内共通買物券・食事券を贈呈。また2歳から小学6年生までの子どもを17~22時まで預かる「トワイライトステイ」(利用条件あり)や子育て交流サロン「あかちゃん天国」など、新しく子育てを始める方をサポートするためのサービスが充実しています。

中央区の医療星5つ

カテゴリー 14区内平均 データ 順位

1k㎡当たりの医療施設数

22.10ヵ所 61.41ヵ所 1位

人口1000人当たりの医療施設数

1.43ヵ所 3.68ヵ所 2位

人口1000人当たりの医師数

5.17人 8.29人 5位

子供が医療費助成を受けられる期間

中卒
(入院時食事療養費含む)

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1㎢当たりの医療施設数と人口1000人当たりの医療施設数、人口1000人当たりの医師数ともに上位にランクインしており、医療体制は充実しているといえるでしょう。 区が医療に関する電話相談窓口を設置しており、自宅から近い医療機関の紹介や治療内容に関する質問対応をしてくれるので便利です。そのほか、区内在住のがん患者に対してウィッグや胸部補整具の購入費用を助成する事業も行われています。

中央区の自然環境星3.5つ

カテゴリー 14区内平均 データ 順位
公立公園等の総数 232ヵ所 95ヵ所 13位
人口1万人当たりの公立公園等の数 6.06園 5.57園 9位
公立公園等の総面積 156万5627㎡ 62万7977㎡ 10位
1人当たりの公立公園等の面積 4.09㎡ 3.68㎡ 6位
緑被率 10.7%(2017年)

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中央区内には江戸時代から続く庭園で、都内唯一の海水の池を有する浜離宮恩賜庭園があります。三百年の松や、歴代の将軍たちが使用した御茶屋、お花畑など見どころスポットがたくさんあり、区内在住の人々はもちろん、観光客にも人気です。そのほか、数奇屋橋交差点近くには超一等地でありながら、緑が豊富でホっと一息つける数奇屋橋公園もあります。

中央区の買い物・娯楽星4.5つ

カテゴリー 14区内平均 データ 順位
小売業事業所数 3395ヵ所 3359ヵ所 6位
人口1000人当たりの飲食料品小売業数 2.63ヵ所 5.88ヵ所 2位
人口1000人当たりの飲食店数 8.54ヵ所 29.82ヵ所 2位
映画館数(≠スクリーン数) 4館 5館 4位
人口1万人当たりのフィットネスクラブ数 1.08ヵ所 1.64ヵ所 3位
博物館・美術館数 9館 5館 10位

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スーパーやコンビニ数を表す飲食料品小売事業数や飲食店数が多いエリアです。築地エリアでは海鮮丼や新鮮なお魚料理、月島エリアではもんじゃ、銀座エリアでは本格的な料亭の味など、高級店から庶民的なお店までさまざまなジャンルの料理が堪能でき、区内外の人々から人気を集めています。

中央区の住まい星3.5つ

カテゴリー 14区内平均 データ 順位
一般世帯の持ち家率 38.20% 37.43% 13位
居住世帯の一戸建て率 17.96% 3.79% 11位
中古戸建平均価格 7510万円
中古マンション平均価格 6116万円 8534万円 1位

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中古マンション平均価格は14区内で最も高いエリアです。理由としては人口の増加とともに土地の需要があがったこと、新築マンションの販売戸数が年々減少していることなどが考えられるでしょう。反対に一戸建てに住む人の割合は14区内でも低いレベルにあります。一戸建ての物件数自体が少ないエリアなので、必然的にマンションに住む人が多いといえます。

中央区の資産価値ランキング

 
順位 街名 標準地番
(住居表示)
最寄り駅
距離
公示地価 前年比

1位

佃3丁目5番1外
(佃3-3-9)

月島駅
120m

202万円/㎡

102.0%

2位

明石町

明石町528番2
(明石町5-19)

築地駅
430m

171万円/㎡

101.8%

3位

勝どき

勝どき5丁目1004番
(勝どき5-10-6)

勝どき駅
570m

153万円/㎡
※令和3年基準地価

100.7%

4位

勝どき

勝どき3丁目419番1
(勝どき3-4-18)

勝どき駅
200m

135万円/㎡

103.1%

5位

月島

月島3丁目2503番
(月島3-25-3)

勝どき駅
500m

133万円/㎡

101.5%

※用途区分:住宅地

(出典:国土交通省「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」2022年)

月島駅近くの佃3丁目は㎡単価が200万円台に届き、これは港区の住宅地に並ぶ高水準です。近年「住む」エリアとして認知されたことにより需要が上昇。アクセスの良さから賃貸需要があるので、価格に比べ賃料が高く収益性の良い街が多くあります。東京オリンピックの選手村として利用された晴海五丁目西地区は、大会終了後、多様な人々が生活できるまちづくりを進めています。さらに近隣エリアでも住宅を伴う大型プロジェクトが複数進行中です。ますます資産価値の向上が期待できるでしょう。

中央区の住みやすい街6選

再開発が進められ多様性に対応した街づくりが盛んな中央区。昔ながらの商店街も多く残る魅力的なエリアです。中央区の中でも特に住みやすいおすすめの街を6か所厳選してご紹介します。

【晴海】再開発で東京五輪後も注目を集める街

晴海開発が進む地区。2019年には、地上48階建て免震タワーマンション「パークタワー晴海」が竣工し、新しい病院「聖カタリナ病院」も建設されました。併せて運河沿いのテラスの整備や電源の地中化など、計画的な街づくりが進められています。最も注目なのが五丁目に建設された五輪選手村。五輪後は約5600戸の住居、商業施設、保育所、小学校、クリニックなどの生活施設「HARUMI FLAG」(ハルミフラッグ)として転用され、順次販売されています。その他、サービス付き高齢者向け住宅、若者向けシェアハウス、外国人向けサービスアパートメントなど、多様性に対応した住まいが並ぶ地域です。


【東日本橋】江戸の粋を伝える伝統と新たなカルチャーが融合

東日本橋江戸時代から交通の要衝として栄える地区。現在も新橋や東京、新宿など、複数のターミナル駅へのアクセスに優れており大変便利です。また、ファミリータイプのマンションも少なくありません。近年では、問屋倉庫の空きスペースにアトリエやギャラリーがオープンし、新しい文化スポットとしても注目を集めています。

歴史を感じさせるスポットも点在。伝統芸や大道芸を楽しめる「大江戸両国・伝統祭り」には、毎年多くの地域住民が集まります。街の東側は隅田川に面しており、川沿いでジョギングや散歩を気軽に楽しめるのも魅力。

【勝どき】水と緑が身近な銀座徒歩圏の便利な立地

勝どき都営大江戸線勝どき駅が最寄りの地区。汐留駅や新宿駅へのアクセスも便利で、銀座・日本橋は徒歩圏内です。地下鉄が開通し、ここ十数年で急激にタワーマンションが増えています。勝どき駅徒歩4分の場所には、スーパーや飲食店が入る複合商業施設「晴海トリトンスクエア」が、晴海運河沿いには「晴海臨海公園」があり、休日も楽しく過ごせる環境が調います。「東京BRT(バス高速輸送システム)」の運行が開始すれば、虎ノ門までダイレクトでのアクセスも可能。

【佃】ウォーターフロント開発の先駆け

佃江戸時代の埋め立て造成で誕生した地区。かつては造船工業中心の工業地帯でしたが、1986年の再開発で再生し、現在では都心へのアクセス抜群な高級住宅地へと発展しています。

少し足を延ばせば「アーバンドックららぽーと豊洲」や「晴海トリトンスクエア」も生活圏内にあり、暮らしに不自由することはありません。

緑豊かな公園の確保や沿岸部への遊歩道設置、建物低層部の商業施設など、計画的なまちづくりによって機能的な街並みを実現しています。周辺の再開発が進むエリアにとっての完成形といえるでしょう。

【明石町】オフの楽しみも充実したオフィス街

明石町河岸公園からの眺め隅田川の河口付近に広がる地区。ランドマークの聖路加タワーや聖路加国際病院の間を南北に走る通り沿いには街路樹がふんだんに配置され、安らぎを感じられる街並みが広がります。

オフィスビル中心の街並みに彩りを加えているのは、街の東西に配置された公園。東側の明石町河川公園では、ウォーターフロントの気持ちよい眺めを堪能でき、西側の築地川公園ではバーベキューを楽しめます。

さらに、一大商業地の銀座や築地場外市場が1km圏内に収まる抜群の立地です。

【月島】新旧の建物が混在する生活利便性の高い町

月島勝どきや晴海と並び、タワーマンション開発が活況な地区。一方で昔ながらの商店街や長屋建築なども残り、新旧入り混じった独特の景観を形成しています。最寄り駅である「月島駅」からは東京メトロ有楽町線、都営大江戸線の2路線を利用可能。一帯には複数のスーパーがあり、品揃えによって使い分けられるので、日常の買い物に便利でしょう。

駅周辺には名物の「もんじゃ焼き」を扱う店をはじめ、飲食店が多数展開されています。

中央区の住みやすさ

中央区に住んでみたい!と思った際に、気になる街の特徴や治安、子育て・買い物環境などさまざまなデータをご紹介しました。
銀座や月島など有名な街が点在し大規模な再開発も進む、今後も注目のエリアです。交通や生活はとても便利で、落ち着いた住環境も多く住みやすいエリアといえるでしょう。

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