初心者必見!!庭のDIYの手順と注意点

庭を自分好みに変更する方法は、DIYを行うか、エクステリア業者に工事を依頼するかのいずれかです。
DIYは、自分の好み通りに自由に設計でき、費用も大きく節約できるというメリットがありますが、一方でどこから手をつければよいかがわからないという方が多くいらっしゃるのも事実です。
この記事では、庭のDIYの手順や注意点について、DIY初心者の方向けに解説いたします。

庭のDIYはまず何から始める?

自宅の庭のDIYは、以下のようなことから始めましょう。

庭のDIYを行う箇所を決める

自宅の庭に関して、DIYを施せる場所はたくさんあります。
まずはDIYできる箇所を知り、どの部分をどんなふうに変えてみたいかをイメージしましょう。

人工芝

人工芝の鮮やかで天然芝と見違えるほどの精巧な緑は、庭の雰囲気を明るく穏やかなイメージにしてくれます。
また、ふかふかとした肌触りのよさは、特に高齢の方やお子様のいるご家庭では安心感が得られるでしょう。
人工芝には、ロールタイプの人工芝ロール、ジョイントタイプの人工芝パネルがあります。

ウッドデッキ

ウッドデッキは、小さなお子様の遊び場や、庭の植物の手入れの際のスペース、ちょっとした休憩場所などとして利用できて便利です。
庭に面した掃き出し窓にウッドデッキを設置すると部屋に開放感がプラスされ、家と庭の出入りも楽になります。
近年は、値段の安さや機能性から人工木のウッドデッキも注目されています。

フェンス

人通りの多い道路からの目隠しや植物を飾るためにはフェンスの設置が効果的です。
DIY向けには、置くだけの手軽に設置できるタイプの商品も販売されています。

シェード

シェードの主な目的は日よけですが、目隠しや雨よけとして使用できるタイプのものもあります。
カフェ風、南欧風などデザインにこだわれば、オシャレなエクステリアとして季節を問わず活用できます。

花壇

草木や花を植えるスペースとして、レンガや石で囲って花壇をつくると庭が華やかになります。

砂利

景観だけではなく、雑草対策や防犯上のメリットもあるのが砂利です。
砂利の種類や特徴を生かして庭の雰囲気を変えたり、防犯性を高めたりすることが可能です。

イメージを具体化する

庭のDIYの種類を把握してイメージができたら、庭の全体像と細部のイメージを膨らませましょう。
エクステリアは、選ぶデザインや色味、材質などによって完成のイメージが大きく異なります。
家屋、ベランダ、庭、ウッドデッキ、縁台、周辺環境など、全体的なバランスを見て調整することも必要です。

庭のDIYの手順

庭のDIYは、以下のような手順で進めましょう。

庭の寸法を測る

DIYをする庭の寸法を正確に測ります。
砂利を敷く面積、レンガを並べたりフェンスを立てたりするスペースの距離、シェードを広げるスペースの広さなど、何を行うにも寸法が重要です。
寸法にあわせて正確なサイズのものをそろえないと、見栄えが極端に悪くなってしまいます。
また、スペースの広さによって材料の使用量が変わるため、費用の概算をも左右します。

DIYの材料をそろえる

庭のDIYをするための材料をそろえます。
ホームセンターやDIYショップ、インターネットのDIY専門店などでそろえることができます。
庭材のほかに、スコップ、シャベル、電動ドライバーなどの工具も一緒に準備しましょう。

整地をする

庭のDIYを行う際には、作業前の庭の整地が重要です。
地面を平らにしておかないと、砂利の敷き詰めやレンガ・人工芝の設置の見栄えが悪くなります。
また、フェンスやウッドデッキの安定性も悪くなってしまいます。
ただし、一般的に水はけをよくするためにわずかな勾配がついていますので、整地の際に勾配を崩してしまわないように注意しましょう。

DIYの実施

スケジュールを調整してDIYを行います。天候や体調によって延期せざるを得ないこともありますので、予備日を設けておいて、イレギュラーなことが起こっても対応できるようにしておくことが大切です。
家族のいる方は、お子様や配偶者の方と協力しながら、そしてイベント感覚で楽しみながら行うと、より満足できるDIYになるでしょう。

庭のメンテナンス・手入れ

庭はDIYを行ったあとも定期的に手入れを行いましょう。
せっかく希望の雰囲気の庭ができても、その後放置してしまうと雑草が生えたり、木材にカビが生えたり、汚れが目立ったりして景観が大きく損なわれてしまいます。

庭をDIYする前に気をつけることや費用

庭のDIYを始める前に気をつけることや、かかる費用について確認しましょう。

近隣の方々への事前連絡をする

庭のDIYは、工事中の音や材料の運び込みなどで近隣の方々に迷惑が生じてしまうケースがあります。
また、植物を植えたり、フェンスを立てたりすれば、将来的に隣家の環境に影響を及ぼしてしまうことも。
DIYの内容を伝え、近所の方々の了承を得てから作業をスタートしましょう。

事前準備をしっかりと

庭のDIYを行う前に、除草やいらない小石などの除去を行っておきましょう。
特に除草に関しては、除草剤の効果が現れるまでに時間がかかることもありますので、余裕を持ったスケジュールで行いましょう。

庭のDIYの費用

庭のDIYは、どの部分にどのような作業を行うか、どういった素材を使用するかなどの条件によって金額はまちまちです。
そのため、どの程度の費用がかかるのかは一概にはいえませんが、逆にいえば、予算にあわせて実施できるのがDIYです。
エクステリア業者に工事を依頼すると、ちょっとした工事でも数十万円の金額になるので、予算にあわせてコストをおさえつつ作業を行えるのは大きな魅力ではないでしょうか。
ただし、部分的に工事を始める場合には、全体のバランスが崩れないように注意しましょう。

最新の庭DIY事情

近年では、さまざまな雰囲気のおしゃれなDIYの材料が流通しており、男性だけでなくDIYを楽しむ女性も増えています。
特に、好みのスタイルのガーデニングを楽しみたいと考える方が多く、レンガを敷き詰める程度の作業であれば、難なく行われている方が多いようです。
業者に依頼するよりも大幅に費用が節約できる、ほとんどの材料がホームセンターで気軽に入手できるといった点も、庭のDIYが多くの方々に親しまれている要因です。

まとめ

庭を自分好みにアレンジしたい! おしゃれにしたい! など、そんなにお金をかけることなく理想をかなえられるのが庭のDIYです。
家族で協力して、楽しみながらできるのもいいところですね。
ただ、やみくもに始めてしまっては、終わってから後悔することにもなりかねません。
どんな庭にしたいのかをイメージしながら、しっかりと準備をして始めましょう。
庭のDIYは非常に自由度が高いため、幅広く情報収集をして満足のいく庭づくりをぜひ楽しんでください。

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