夏至(げし)の東京と都内のイベント

もっとも昼が長い頃。まだ梅雨は明けず、夏本番までもう少し

夏至は、別名を「五月中」ともいい、およそ6月21日~7月6日にあたる節気です。
『暦便覧』に「陽熱至極し、又、日の長きのいたりたるをもってなり」と記されているとおり、夏至は、北半球では1年のうちでもっとも昼間の時間が長く、夜の時間が短い日です。
東京の場合、夏至と冬至とでは、日照時間に5時間もの差があるといわれています。
しかし、東京ではまだこの時期は梅雨明けを迎えておらず、「本格的な夏の到来にはもう少し」と感じられる頃でしょう。

夏至の頃に行われる東京の行事・イベント

中止または延期するイベントもあります。お出かけになる前に主催者にご確認ください。

千代田区・東京大神宮「大祓式」

夏至は、ちょうど1年の半分にあたる節目。
各地では、この半年間のけがれを払うための「夏越しの祓え(なごしのはらえ)」という厄除け行事が行われます。
千代田区の東京大神宮では、毎年6月と12月に大祓式(おおはらえしき)を行っています。
「形代(かたしろ)」という、人型に切り抜いた紙に自分の氏名と年齢を記し、形代に息を吹きかけ、自分の身代わりとします。
そうすることによって自分のけがれを形代に移し、神社で清めていただきます。
また、東京大神宮でも行われていますが、関東の夏越しの祓えでは「茅の輪くぐり」も有名です。
これは、茅(ちがや)や葦(あし)を束ねてつくった大きな輪をくぐることで、無事に夏を乗り切り、無病息災を願う行事です。

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港区・愛宕神社「千日詣り・ほおずき縁日 」

6月23・24日、港区の愛宕神社では、やはりほかの神社の夏越しの祓え同様に、茅の輪くぐりや形代を使ったお清め行事(中祭式)を行います。
しかし、この2日間に愛宕神社の茅の輪をくぐってお参りした者には千日分の御利益があると古来信じられ、また、境内のほおずきを煎じて飲むと、子供の癇(かん)や婦人病に効果があるとされました。
現在、「ほおずき市」は各地でみられますが、愛宕神社のほおずき縁日がその発祥だといわれています。

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文京区・椿山荘「ほたるの夕べ」

文京区の目白通りと神田川にはさまれる立地に位置する「ホテル椿山荘東京」では、毎年5月下旬から6月下旬にかけて「ほたるの夕べ」というイベントを開催しています。
森のようにうっそうとした夜の庭園には無数のほたるが飛び交い、「都心でほたるが鑑賞できる有数のスポット」として有名です。
また、ホテル椿山荘東京では屋内にもガラス張りの生物空間「ビオトープ」が用意されており、天候の悪い日でもほたるを観察することができます。

椿山荘周辺(音羽)のエリア特集

夏至の頃になると、夏越しの祓え、ほおずき、ほたるといった、いかにも日本的情緒あふれる夏の風物詩が多数登場してきますね。
四季を通じてエアコンで快適な温度。
そんな住宅に住むのもいいのですが、やはり、自宅にいながらにして夏の風情を感じられる一瞬も欲しいものです。
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