穀雨(こくう)の東京と都内のイベント

春の最後の節気。本格的な農繁期の到来

穀雨は、別名を「三月中」ともいい、およそ4月20日~5月5日頃にあたる節気です。
東京をはじめとする関東地方では「菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼ばれる連続した雨がこの頃まで続くことがあり、『暦便覧』では「春雨降りて、百穀を生化すればなり(春雨が穀物の芽や苗を潤す時期)」とされています。
農耕的には、「そろそろ種まきにふさわしいシーズン」といった意味もあります。
なお、立春から数えて88日目にあたる雑節「八十八夜」は例年5月1日か2日頃となり、この頃から春らしい安定した気候が続きやすくなるため、農作業上の重要な目安日とされています。

穀雨の頃に行われる東京の行事・イベント

渋谷区・明治神宮春の大祭

渋谷区の原宿にある明治神宮の春の大祭は、例年4月29日~5月3日にかけて開催されます。
大祭期間中は、御社殿の前に特設舞台が設けられ、舞楽や能、狂言といった伝統芸能の数々が奉納されます。
また、大鳥居前の特設舞台では江戸囃子や和太鼓が演奏され、明治神宮境内の各所で弓道大会、鯉のぼり子ども大会、短歌大会など、さまざまな文化・芸能大会が開催されます。
ふだん、なかなか触れることのできない伝統芸能。日本の庶民的な文化に気軽に触れられる場として、参拝にあわせてこれらを楽しむ国内外の大勢の観光客でにぎわいます。

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江東区・亀戸天神社「藤まつり」「東京随一の藤の名所」といわれる亀戸天神社。

明暦の大火による被害の復興の鎮守神となるよう、4代将軍徳川家綱によってこの地に寄進されました。
地形・社殿・楼門・回廊・心字池・太鼓橋などは、九州の太宰府天満宮とそっくりに造営されたといいます。
4月下旬には、境内に100株以上ある藤の花がほころび、心字池に映る一面の藤が波に揺れる様子には幽玄の美が感じられます。

文京区・湯島聖堂「孔子祭」

湯島聖堂は孔子を祀る孔子廟(こうしびょう)であり、儒学の塾からスタートし、後に昌平坂学問所として明治初期まで日本の教育・研究機関の最高峰のひとつとされました。
毎年4月の第4日曜日には、釋奠(せきてん)とも呼ばれる「孔子祭」を開催し、孔子とその学問を顕彰する行事が続けられています。
孔子祭では、献茶、祭文奉読、講経(論語などに関する一般向けの講義・解説)、二松学舎大学付属高等学校生徒らによる「孔子頌徳の歌」斉唱などの行事が行われ、東京でも珍しい異国情緒あふれるイベントとなっています。

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長い歴史が織りなす日本の美。それらを深く感じることができる東京各所の伝統行事。
先人たちの営みに思いをはせる時間は、きっと私たちのみずみずしい感性を養ってくれることでしょう。
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