女子学院(じょしがくいん)中学・高校のご紹介

女子学院(じょしがくいん)中学校・高等学校は都心の一等地・東京都千代田区一番町22-10に位置する中高一貫校です。
「日本初のミッション系女子校」という肩書きから連想される堅いイメージに反してその校風は自由闊達です。
東京大学合格者を多数輩出する「女子御三家」の1つとして知られる都内有数の進学校です。

生徒の自主性を尊重し積極的な挑戦を後押しする

女子学院中学校・高等学校の歴史は1870(明治3)年に築地外国人居留地にキリスト教プロテスタント系の女性伝道師ジュリア・カロゾルスが設立した「A六番女学校」に始まります。
1890年に現在の場所に移転し、名前も女子学院に変わりました。

キリスト教の精神を土台とする豊かな人間性を育むことを教育理念とし、毎朝の礼拝のほか週に1時間は聖書を学ぶ時間が設けられています。
また週5日・30時間制を堅持しているのも特徴の一つです。
限られた時間を活かして積極的に学び、学業一色ではない豊かな中学・高校生活を送ることが奨励され、進学でも単に難関大学に進むだけではなく、自身のやりたいことに向かって進んで行けるよう手助けをすることに主眼が置かれています。
語学教育にも力を入れており、中学校1年生からネイティブスピーカーによる少人数制の英会話の授業が実施されているのも特徴です。

細かい校則や制服はなく生徒の自主性を尊重する明るく自由な校風ですが、決して放任するのではなく、個々が他者との違いを受け入れた上で、自分の生き方を創り上げていくことを重視する教育方針を掲げています。
一方、勉強面では厳しく、課題としてまるで大学のゼミのような実験レポートや調査レポートが課されることも珍しくないといいます。

女子学院中学校・高等学校の周辺情報

女子学院中学校・高等学校がある千代田区一番町、また最寄り駅である麹町駅周辺は進学校が多く集まるエリアです。
数百メートル西側の六番町には同じ「女子御三家」である雙葉中学校があり、また区立番町小学校や九段小学校などの名門小学校や上智大学などもあります。

また、皇居・千鳥ケ淵のすぐ側に位置し国立劇場や国立国会図書館などの文化施設からも近い番町は、江戸時代には幕府を支えた旗本たち、近代では日本の中枢を担う政治家や財界人、文化人も多く住んだ伝統と格式のある千代田区きっての高級住宅街でもあります。
イギリス大使館やローマ法王庁大使館など格調高い建物が点在する町にはハイグレードのマンションが建ち並び、庭園や街路樹の豊かな緑も感じられる、落ち着いた明るい空間です。
現在の街並みは戦後の復興の中で出来上がったものですが、今も昔と変わらず安全でゆとりのある生活を送れる場所として各界のトップリーダーたちに愛されています。

東京メトロ麹町駅から学校までの距離はおよそ300m となっています。
また近隣には東京メトロ半蔵門線駅や市ヶ谷駅もあり、大手町や丸の内などのオフィス街をはじめ霞が関、永田町へも約10~20分ほどでアクセスできるので、もし周辺に住んだ場合には、子どもの通学はもとより通勤やお出かけにも非常に利便性を感じることでしょう。

受け継がれる未来を切り開く力

女子学院中学校・高等学校の出身者には、戦後初の女性弁護士となった渡辺道子氏をはじめテレビアナウンサー、女優、作家、画家、大学教授など、社会の一線で活躍している人材が数多くいます。
これは婦人参政権活動にも非常にエネルギッシュに取り組んでいたという初代女子学院院長・矢島楫子氏から脈々と受け継がれる同校の気風なのかもしれません。