桜蔭(おういん)学園のご紹介

桜蔭(おういん)学園は多くの文人の居宅があったことでも知られる閑静な住宅街・本郷の一角に当たる東京都文京区本郷1丁目5-25に位置する中高一貫校です。
「女子御三家」の1校で毎年60~70名もの東大合格者を出す都内屈指の進学校であり、勤勉な校風で知られています。

自らテーマを見つけ考える力をつける教育を実践

桜蔭学園は1924(大正13)年、関東大震災後の女子教育機関の不足の整備と社会への報恩を掲げて東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)の同窓会「桜蔭会」が寄付をもとに、自ら社団法人として設立するという珍しい経緯で作られた歴史ある学校です。

現代に受け継がれるその建学の精神は「礼と学び」で、品性と学識を持った人材の育成をめざし礼節と道徳教育にも力を入れており、中学1年生では週に一度、中学2、3年生では5週に一度立ち居振る舞いなどの美しい所作を学ぶ「礼法」の時間が設けられています。

「女子御三家」の中でも東大への進学率がずば抜けて高いことから勉強重視の学校というイメージが先行しがちですが、音楽や美術、家庭科、体育などの科目も同等に重要視されているのも特徴の一つです。
クラブ活動や文化祭・体育祭にも力を入れていることから、生徒たちの自主的な活動を促し豊かな人間性を育もうとする学園の姿勢が感じられます。

中学3年の4月~9月には、日頃の疑問や興味を持っている事柄についてテーマを設定し、原稿用紙数十枚におよぶ論文を作成する自由研究の課題が出されます。
社会問題に深く切り込んだそれらの内容は中学生とは思えないものばかりで、全員分の要約をまとめて発表される本は、同校の教育レベルの高さを確かに感じさせるものだといえるでしょう。

桜蔭学園周辺情報

桜蔭学園のある本郷エリアはほかの多くの高級住宅街同様、江戸時代には武家屋敷が多く集まっていた場所です。
エリアの約4分の1を加賀藩前田家などの大名屋敷跡に建設された東京大学と周辺に建ち並ぶ関連施設が占め、文教区の中でも非常にアカデミックな空気が漂う場所である一方、周辺を少し歩けば、武家屋敷の趣を残す邸宅やかつてこの地に住んだ文化人の足跡にも出合える歴史の街でもあります。
大学の周りには学生の姿が多く見られ、東京ドームの最寄り駅でもある水道橋駅近辺はにぎやかな喧騒に満ちていますが、大通りから一歩中に入れば閑静な住宅街です。
上野公園や旧岩崎邸庭園、小石川後楽園など緑豊かな公園も近く、静かな時間の流れを感じながらのびのびと子育てができる環境が整っています。

学校の最寄り駅はJRまたは都営三田線水道橋駅で、歩いて5分もかからない距離にあります。東京メトロ丸ノ内線都営大江戸線本郷三丁目駅も徒歩圏内なので、東京や新宿、大手町、六本木など主要なオフィス街へのアクセスは非常に良好です。
道路も本郷通り、外堀通り、春日通りなど使い勝手のよいものばかりなので、車を使った際にもストレスなく移動できます。

政治や経済の世界で活躍している人材を多数輩出

桜蔭学園はこれまでに国会議員の猪口邦子氏や豊田真由子氏をはじめ政治家や弁護士、企業経営者、大学教授など社会の重責を担う立場で活躍している人々をたくさん輩出しています。子どもに将来、社会の中枢で活躍できる人材になってほしいと願う親御さんにとっては、一考の価値がある学校でしょう。