杉並区 浜田山(はまだやま)

京王井の頭線が通る。江戸時代、内藤新宿の商人浜田屋の所有地でした。


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浜田山の地理

浜田山は杉並区の中西部に位置する、京王井の頭線沿線の高級住宅地です。
「浜田山」の地名は、江戸期に米問屋として成功した内藤新宿の商人・浜田屋弥兵衛に由来するといわれています。
この一帯は浜田屋の所有地で、彼岸の季節などに浜田屋一族が近隣の村人や子どもたちにお菓子などをふるまい、それがお祭りのようなにぎわいであったことから「浜田屋の山」を意味する浜田山の名がこの地に定着したとのことです。
ただし、それほどの急勾配の地形ではなく、里山、つまり「緑豊かな高台」というニュアンスで「山」の文字が使われたようです。

浜田山の特徴

浜田山は敷地面積にゆとりのある邸宅や低層階マンションなどの高級物件が多く、十分な空間的ゆとりがあるため豊かな自然を身近に感じることができます。
また、それ以外にも徒歩圏内には4.3ヘクタールに及ぶ広大な柏の宮公園、「樹木にはほとんど人の手を加えず生態系の維持にこだわった」といわれる三井の森公園、縄文時代の遺跡がみられる塚山公園など個性豊かな緑地が多く、散歩の際には神田川や善福寺川の清らかなせせらぎに心なごまされることでしょう。
浜田山を愛した文化人の一人が「点と線」「砂の器」などで知られる小説家の松本清張です。
1961年(昭和36年)、清張が52歳のときに、この地に大邸宅を構え、作家としての円熟期をこの地で過ごしました。
当時の清張は直木賞の選考委員なども務めています。
「今期は誰を直木賞に選ぼうか」などと思いを巡らせながら、この界隈を散策していたのかもしれません。

浜田山の立地・魅力

浜田山の最寄り駅は京王電鉄井の頭線の浜田山駅です。
井の頭線は渋谷駅から吉祥寺駅を結ぶ人気の高い路線で、明大前駅で京王本線に乗り換えれば新宿へのアクセスも快適です。
浜田山駅から渋谷駅・新宿駅までの所要時間はいずれも20分前後となっています。

町域内を井ノ頭通りが通っているため、渋谷方面へは車による移動も快適でしょう。
「都心からほんの一歩」の距離にありながら、郊外にも引けを取らないふところの深い自然や住環境が味わえる。
それが浜田山という高級住宅地の最大の魅力でしょう。
浜田山なら満足できる高級物件・不動産を見つけることができるでしょう。



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