強く冷たいからっ風で、冬が近いことを実感
暦の上で、冬の始まりを意味する「立冬(りっとう)」。
大きな季節の節目である四立(しりゅう)のひとつです。
立冬の期間は、11月7日頃から11月21日頃。
朝夕だけでなく、日中の日差しも弱くなり、冬を感じることが多くなります。
北国などの山間部からは初雪の便りが届き、平野部では木枯らし1号が吹く季節です。
木枯らし1号とは晩秋から初冬にかけて起こる冷たく強い風で、気圧配置が西高東低の冬型となり、西北西から北向きに最大風速秒速8m以上の風が吹きます。
風が吹く度に木の葉っぱを落としてしまうため、木を枯らしてしまう風という意味も含まれているそうです。
立冬のころに行われる東京の行事・イベント
文京区 文京菊まつり
学問の神様として有名な菅原道真を祀る、湯島天神の境内で開催されます。
文京花の五大祭りのひとつでもあり、都内では珍しい菊人形なども展示されます。
そのほか、一株から多くの花を咲かせて一輪の花のように見せる千輪咲、崖から垂れ下がるように咲いている懸崖(けんがい)など、丹精込めて造られた菊の花が約2,000株展示されます。
期間中には、会場となる湯島天神をゴールに定めた「文の京ガイドツアー」も開催されます。
新宿区 神楽坂まち舞台・大江戸めぐり
日本を代表する伝統芸能に触れられるイベントです。
神楽坂の街並みを歩きながら演奏する「新内流し」、芸妓さんのお座敷遊び、街角ライブ、スタンプラリーなど、催しは盛りだくさん。
現代の街並みと伝統文化の融合が、風情ある空間を演出してくれます。
また、前夜祭も開催され、神楽坂に縁のある古典芸能の演奏者が店でミニライブを行うなど、これから始まる祭りを盛り上げてくれます。
台東区 浅草酉の市
商売繁盛、開運招福などを願うお祭りとして、全国各地で開催されている酉の市。
東京でも多くの寺院、神社で催されていますが、中でも一番の賑わい賑わいを見せるのが浅草の酉の市。
長國寺、鷲神社が会場となり、豪華な熊手がズラリと並ぶ風景は圧巻。
威勢のいい掛け声が響き活気あふれる境内には、露店も数多く並び、夜遅くまで賑わいを見せます。
江戸時代から続く、初冬の風物詩をぜひ体感してみてください。
秋から冬へ向かうこの季節。本格的な寒さの到来をまえに、気分がすぐれないことがあるかもしれません。
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