大型再開発によって丸の内・大手町・八重洲エリアはどう変わる?

丸の内・大手町・八重洲エリアは現在、再開発のまっただ中にあります。
街のあちこちで工事が相次ぎ、街の様相は刻一刻と変化しています。丸の内・大手町エリアでは東京オリンピックを見据えた大型宿泊施設が建設されています。
また、成田国際空港と羽田空港を結ぶ新鉄道によって新設される新東京駅の有力候補でもあります。八重洲ではオフィスや商業施設からなる複合再開発ビルの建設が想定されています。

丸の内・大手町・八重洲エリアの再開発

丸の内(有楽町)・大手町エリアは再開発が活発に行われているエリアです。
大手町は2014年と2015年の2年間で「大手町タワー」「日本生命大手町ビル」「三井住友銀行本店東館」「新鉄鋼ビル」と大型ビルの建設が相次ぎ、この後も「大手町第3次再開発事業」や大手町2丁目地区と大手町1丁目2番街区の開発事業など、多くの開発計画が控えています。
目玉施設としては2016年開業予定の高級和風旅館「星のや東京」や2014年夏にオープンした「アマン東京」など、東京オリンピックを見据えた大型宿泊施設が目立ちます。

また、2014年には大手町の北側に流れる日本橋川に沿って歩行者専用道路が完成しました。
四季の花々や木々を味わいながら歩ける遊歩道で、丸の内の「丸の内仲通り」を大手町まで延伸する計画です。
この丸の内仲通りは、成田国際空港と羽田空港を結ぶ新鉄道「都心直結線」構想によって新設される「新東京駅」の有力候補地でもあります。
この構想が実現すると羽田空港と成田国際空港の航空路乗り継ぎアクセスが改善され、東京駅から羽田空港までのダイレクトアクセス(約17分)が実現します。
成田国際空港までも35分前後と大幅に時間が短縮され、新幹線を利用した全国への移動もスムーズになるでしょう。
都心直結線は平成30年代半ばの開業を予定しています。

八重洲は2020年の東京オリンピックに向けた3つの大型プロジェクトが始動しています。
それぞれオフィスや商業施設からなる複合再開発ビルの建設を想定しており、規模は3地区合わせて94万平方メートルに及ぶとみられています。

再開発でどんなメリットがあるのか

こうしたインフラを含めた街全体のバリューアップによって、丸の内・大手町・八重洲周辺の住宅ニーズが高まっています。
八重洲のプロジェクトでは複合ビルの建設とともに、地下に3か所の大型バスターミナルを整備し、鉄道との乗り換えをスムーズにする計画があります。
これも東京オリンピックを控えた計画ですが、利便性が増すことでエリア自体の価値も大いに高まるでしょう。
丸の内仲通りの「新東京駅」のインパクトは大きく、周辺のさらなる開発が期待できます。大手町は宿泊施設や交流施設、遊歩道の整備によって、オフィス街というイメージからにぎわいのある街に変わりつつあります。

再開発事業によって建設されるタワーマンションは立地に加えて、共用施設や眺望などの付加価値があるため、こうした不動産は「資産価値が落ちにくい」といえるでしょう。
不動産投資を考えるなら注目しておきたいエリアです。