高級住宅街が広がる世田谷エリアの不動産

高級住宅街が広がる世田谷エリアの不動産

成城に代表される高級住宅街が広がる世田谷エリア。23区の中でも「高級」「富裕層向け」の不動産が集中する地域です。
ほかにも二子玉川三軒茶屋下北沢など、世代を超えて愛されている地域が多いのも特徴です。

世田谷エリアは社長の住む街No.1

不動産系のポータルサイトMAJOR7が、全国のマンション購入意向者約79万人に対して行ったアンケート(2022年)によると「住んでみたい街」の第8位に二子玉川がランクイン。ニコタマの愛称で親しまれている二子玉川は昨年のアンケートでも上位に入っており、人気が安定していることが分かります。

今でこそ高級住宅街が広がるブランドエリアですが、かつてはのどかな農村が広がっていました。
玉川電気鉄道の開通に伴って宅地化が進み、下北沢や駒沢などの世田谷方面に一般住宅が増加。
大正から昭和にかけて京王線・小田急線・東急大井町線・京王井の頭線などが次々と開通したことで、現在のような住宅街へと発展したのです。

東京商工リサーチが2021年に発表した「社長の住む街」調査によると、東京都世田谷区は最多の5万0,943人、2位の東京都港区が3万6,087人、3位が東京都大田区の2万7,175人であることを考えると、富裕層が集中していることが分かります。
「地価が安い」「通勤・通学に便利」「商業地が近い」という点から都心回帰が起こっていますが、まだまだ世田谷区の人気は健在といえるでしょう。

富裕層向けの高級物件はもちろんですが、お手ごろな中古物件が充実しているのも世田谷エリアの魅力。
シングル・カップルに人気の三軒茶屋が「世田谷の下町」と称されるように、レトロモダンな雰囲気が漂うエリアも存在します。
若い世代の賃貸需要も高いので、リノベーション目的の人も満足いただけます。

田園調布とならぶ高級住宅街「成城」

世田谷区を代表する高級住宅地 成城。街にはサクラやイチョウなどの自然が多く、丘の上には美しい大邸宅が点在しています。関東では田園調布と双璧をなすブランドエリアです。
成城は1925年、成城学園が移転してきたことで土地の整備が進み、1927年に小田急小田原線が開業したことで住宅地として発展しました。
民俗学者の柳田國男氏が町作りに携わっていたそうで、現在も成城憲章をもとに「低層住宅地の保全」「生け垣や樹木などの敷地内の緑の保全」「街並みや景観や美観への配慮」「大規模開発と街並みの調和」などが行われており、街の景観やブランドを維持しています。
また成城1丁目には映画・テレビを撮影するスタジオ「東宝スタジオ」があることから、映画関係者が多く住んでいる土地としても有名です。
かつて世界的に著名な黒澤明監督や、“世界のミフネ”と呼ばれた三船敏郎氏が住んでいたこともあり、現在も映画関係者や芸能関係者の間では成城に住むことは一種のステイタスと考えられています。

多摩川に面したウォーターフロント「二子玉川」

「フタコ」または「ニコタマ」の愛称で親しまれている二子玉川。東急田園都市線大井町線が通っている駅で、人気急上昇中のエリアです。
2011年には駅直結の大型複合施設「二子玉川ライズ」がオープンしました。
広大な敷地を有しており、各種ショップやレストランが入店しています。
世田谷随一の利便性を誇るエリアといっても過言ではないでしょう。
駅から少し離れたところには閑静な住宅街が広がっているほか、昔ながらの商店街、とうとうと流れる多摩川、運動や散策が楽しめる多摩川二子橋公園など、生活に即した環境が整っています。
都会ならではの利便性と、自然環境が充実していることから高所得者のファミリーから高く評価されている街です。
再開発によって急激に発展している二子玉川ですが、人気の駅チカ&ウォーターフロントには古い物件が集中し、新しい物件は比較的少ない傾向があります。
「住んでみたい街」の第8位にランクインしているとおり住宅需要は高めです。不動産投資・売買の際には新築だけではなく中古物件も一緒にご検討ください。

新旧の歴史が香る「三軒茶屋」

「三茶」(さんちゃ)の愛称で親しまれている三軒茶屋。地名は玉川通りと世田谷通りの三つまたのところに「信楽」「角屋」「田中屋」という3軒の茶屋があったことに由来しているそうです。
明治時代以降は酒店や鮮魚店、駄菓子屋などさまざまな店が増え、明治40年の玉川電車開通に伴って大きく発展しました。
駅前のキャロットタワー周辺はオフィスビルが建ち並ぶ再開発エリアですが、少し離れると昔ながらの商店街が姿を現します。
戦後から続くエコー仲見世商店街やすずらん通りをはじめ、路地裏にも飲食店や個人商店があるなど、商業的に発展しているエリアです。
新旧の活気にあふれる三軒茶屋ですが、住宅街に入ると閑静な住宅街が姿を現します。
レトロモダンのお屋敷から、一人暮らし向けの中古アパートまでそろっているため、多様な投資ニーズに応えることが可能です。
渋谷駅から東急田園都市線で5分という好アクセスも魅力的。学生から富裕層、シングルからファミリーまで、広く住宅需要があります。
賃貸目的の投資はもちろん、キャピタルゲイン目的の不動産売買にも適したエリアといえるでしょう。

世田谷エリアにおける不動産地価の推移

世田谷エリアの公示地価(2023年)は1平方メートルあたり平均76万で、坪単価は平均253万となっています。
前年との変動率は+3.43%です。
東京ではリーマンショックが起こった2008年以降、全体的に地価が下がっていたのですが、2013年に東京オリンピックの開催が発表されてから一転して上昇傾向にあります。

現在、渋谷駅周辺の土地開発が盛んに行われていることから、同駅を起点とする東急田園都市線沿線のエリアも同様に価値が高まっています。
実際に急行が停車する三軒茶屋駅や二子玉川駅は、東京圏のなかでも早くから地価上昇が見られました。

もともと高級住宅地としての需要がある世田谷区
オリンピック特需が終わったあとも、安定して運用できるでしょう。
都内のなかで最も価値が下がりにくいエリアといえます。


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