冬至(とうじ)の東京と都内のイベント

太陰暦では新年の起点とされた節気

「日短きこと至(きわま)る」という意味がある「冬至(とうじ)」。
節気としては、12月21日頃から1月5日頃になります。
冬至は、太陽が真南に来て一番高く上がったときの地平線との角度である「南中高度」が最も低くなり、1年で最も昼が短く、夜が長いとされています。
この日を境に、日中の時間が徐々に長くなっていくことから、中国の太陰暦では冬至が新年の起点として考えられていた時期もあり、先祖を祀る習俗がありました。
古来、冬至には生命が終わる時期という考えもあり、無病息災などのお祈りをしてその不安を拭おうとしていました。
その名残といえるのが冬至かぼちゃです。
夏の野菜であるかぼちゃは、長く保存できるのが特徴で、食料があまりなかった時代、冬の貴重な栄養源として重宝されていたといいます。

冬至のころに行われる東京の行事・イベント

中止または延期するイベントもあります。お出かけになる前に主催者にご確認ください。

北区 王子 狐の行列

大晦日に各地から集まった狐が大きな木の下で装束を整え、王子稲荷神社に詣でていたという言い伝えがある王子地区。
その伝承にちなみ、1993年にスタートしたのがこのお祭りです。
子供たちの健やかな成長と幸せを祈り、命の灯と希望の灯を提灯で表現しています。
行列には多くの子供たちが参加し、狐のメイクを施します。
王子の恒例行事として、平成11年度には「地域づくり団体自治大臣表彰」を受賞しています。

江東区 東京消防出初式

全国各地で開催される新春恒例の防火・防災行事。
東京では、江東区の東京ビッグサイトが舞台となり、消火・救助・救急演技、消防機械部隊分列行進、江戸消防記念会による伝統の木遣り行進・はしごのり、東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊の演奏・演技などが行われます。
また、会場内には、消防車の乗車体験、起震車を使用した地震体験コーナーなども設置され、防災に対する意識を高めてもらう催しもあります。
なかなか見られない、消防車による放水の様子は圧巻です。

渋谷区 明治神宮 初詣

一年の幸せを祈る初詣。三が日には全国1位といわれる約300万人が参拝に訪れる明治神宮は、日本を代表とする名所です。
1月1日には、皇室の繁栄と国家の隆昌を祈り、今年の誓いを新たにする歳旦祭が行われます。
参拝だけでなく、「清正井」をはじめとした散策スポットも多くありますので、ゆっくりと境内を歩いてみるのもいいでしょう。

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