大雪(たいせつ)の東京と都内のイベント

寒い冬の到来も旬の魚も豊富になるころ

本格的な冬の到来を意味する「大雪(たいせつ)」。
12月7日頃から12月20日頃の節気で、暦の上では、小雪から数えて15日目頃が大雪と呼ばれる日となります。
山岳地帯だけでなく、平野部でも積雪が観測される時期であることから、こう呼ばれるようになったといわれています。
また、朝夕には、川や池が氷に覆われる姿が見受けられることもあり、山々の多くは雪化粧をして、冬本番を迎えたことを伝えてくれます。
自然界の生物については、熊が冬眠に入る時期といわれており、海では鰤(ぶり)や鮟鱇(あんこう)、鱈(たら)といった、冬に旬を迎える魚の漁が盛んになり始める時期でもあります。

大雪のころに行われる東京の行事・イベント

中止または延期するイベントもあります。お出かけになる前に主催者にご確認ください。

世田谷区 世田谷ボロ市

430年以上続く伝統行事で、東京都の無形民俗文化財にも指定されています。
名前の由来は、開催された当初には、ボロ布が多く販売されていたことが影響しているといわれています。
現在は、布だけでなく、食料品・装身具・玩具・植木市なども販売され、会場には約700の店が軒を連ねます。
昔の名残として、骨董品や古着が販売されるほか、名物の代官餅も人気です。
5年に一度のペースで代官行列も行われるので、チェックしてみるといいでしょう。

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台東区 浅草寺 羽子板市

装飾用の大きな物から子供用まで、さまざまな羽子板が華やかに飾られる、浅草寺の年末恒例行事。
境内には、羽子板を売る数十軒の露店が立ち並びます。
この祭りの始まりは明治期で、歳の市の主要商品として羽子板が売られていたことだといわれています。
羽子板の中には、その年を賑わせた著名人が描かれた物もあるなど、一年を振り返る行事としても親しまれています。

港区 泉岳寺 赤穂義士祭

「忠臣蔵」の題名で、映画やドラマ、舞台などで描かれている赤穂義士の話。
主君・浅野内匠頭の仇をとるべく、勇敢に立ち向かい潔く最後を飾った47人の赤穂義士の姿は、多くの人の共感を呼んでいます。
そんな彼らが仇である吉良邸に討ち入りをした12月14日には、縁の場所で多くの行事が行われます。
四十七士のお墓がある泉岳寺では、墓前供養をはじめ財界二世学院主催義士行列が行われます。

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大雪は、「暦便覧」で「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と記される時期。
寒さや足元の悪さが原因で、外出を控えることも出てくることでしょう。
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