寒露(かんろ)の東京と都内のイベント

空気が澄んだ日が多いので、月見には最適

「寒露(かんろ)」とは、晩夏から初秋にかけて野草につく冷たい露のことをいいます。
時期としては、10月8日頃から10月22日頃で、秋の長雨の時期も終わり、本格的な秋が到来します。
この時期は、五穀の収穫が盛んになる時期ともいわれており、農業関係者は繁忙期に差し掛かります。
大気が安定し、空気が澄んだ秋晴れの日が多いことでも知られており、この時期には運動会などの行事も数多く行われています。
また、月見をするには最適といわれており、昼夜を問わず秋の清々しさと趣を感じるには打って付けといえるでしょう。
秋の深まりとともに、冬物の衣類を準備し始める時期と覚えておくのもいいかもしれません。

寒露のころに行われる東京の行事・イベント

大田区 池上本願寺 お会式

鎌倉時代の僧侶で、日蓮宗の宗祖である日蓮聖人が亡くなった10月13日を中心に行われるお会式。
縁のある全国各地の寺で開催される催しですが、池上本門寺でのお会式は、盛大に行われることで知られています。
3日間で、約3,000人の参加者が池上の街を練り歩く「万灯練り行列」や、「納経十種供養式法要」などが行われます。
最終日の「御正当報恩法要」では、山主がおごそかに金を打ち鳴らします。

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中央区 日本橋恵比寿講べったら市

べったら漬けを販売する露店(400~500軒)が、旧大伝馬町一帯(日本橋本町三丁目、大伝馬町)、堀留町にかけて軒を連ねる祭り。
祭りの起源は江戸時代中期。
宝田恵比寿神社の門前で、10月20日の恵比寿講にお供えをするため、前日から魚や野菜、神棚などを売る市が立てられたのが始まりといわれています。
その名残で、江戸時代から庶民に親しまれてきたべったら漬けが売られるようになったといいます。
なお、べったら漬けの由来は、アメと麹で大根を漬け込んでいるため、衣服にべったりとついてしまうことからだといわれています。

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文京区 根津・千駄木下町まつり

下町情緒あふれる、根津、千駄木エリアで開催されている恒例の秋祭り。
メインとなる会場は、ツツジの名所としても知られ、徳川6代将軍の家宣が生まれた場所ともいわれている根津神社。
境内では、伝統工芸の実演やオープニングセレモニー、フリーマーケットなど、多くの催し物が開催されます。また、藍染大通りや根津銀座通りなどのサブ会場も多数点在。
無料のシャトルバスもあるので、一日中楽しめるようになっています。

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