STEP2 物件探し
必要な資金の目安が付いたら、購入したい家の条件を決めていきます。その際、ご家族で希望条件を紙に書き出して、立地や物件種別、間取りや設備など、条件の優先順位をつけてから、物件を探すことをお勧めします。
まずは、条件どおりの物件があるかどうか、インターネット・情報誌・新聞チラシなど、さまざまな媒体から不動産情報を集めてみましょう。
住宅の情報収集の手法
物件情報の収集
家探しをする時には、沿線や駅、環境や学校など、様々な条件をクリアしていかなくてはなりません。希望になるべく近づけるためには、沢山の情報を収集する必要があります。主な情報収集の手段としては、スーモやホームズなどの有名不動産ポータルサイトを利用することが一般的ですが、昔からの住宅情報誌や折込チラシなども上手に活用して、有益な情報をいち早く取り寄せましょう。
不動産会社に問い合わせる
ある程度地域が絞れたら、その地域の情報に精通した地元の不動産会社に相談することがおすすめです。実際に住んでみなければ分からない地元ならではの情報や、自分一人では見つけられない、まだ売り出し前の物件情報を教えてもらえるなど、様々な住まい探しのサポートが受けられます。
住建ハウジングは東京都心に特化した、他では見ることのできない未公開物件を豊富に取り揃えております。都心の物件をお探しの方は、まずはお気軽にご相談ください。
物件種別のメリット・デメリット
情報を集めることは非常に大切ですが、希望の100%を求め過ぎると、せっかく優良物件にめぐり合っても、「他にもっといい物件があるはず」とチャンスを逃しかねません。とくに、物件の選び初めには、「一戸建て」にするか「マンション」にするかの選択があり、次に「新築」か「中古」かの選択があります。それぞれの選択にはメリットもあればデメリットもあります。以下の表を参考に、どの条件を重視すれば良いのか優先順位をつけて、本当に自分に合った物件を選びましょう。
一戸建てとマンションの比較
一戸建て | マンション | |
---|---|---|
良 | 原則、土地や建物の利用に制限がない | 防犯性、防災性が高いものが多い |
建物の価値は下がるが土地の価値変動が少ない | 生活利便性の高いものが多い | |
居住環境に恵まれた立地にあるものが多い | 居住性能が高いものが多い | |
悪 | 防犯対策に厳しい面がある | 高層階の火災時の避難 |
駅から遠いなど生活利便性が低い場合がある | 規約違反によるトラブル | |
居住性能に難がある場合がある | 建物の資産保持管理の意思形成 |
新築住宅と中古住宅の比較
新築住宅 | 中古住宅 | |
---|---|---|
良 | 建物や設備が新品 | 戸建住宅では建物評価が低く抑えられ、土地価格で購入できることがある |
利便性の高い最新設備が使える | マンションでは新築マンションより2割前後安い場合が多い | |
建物の安全性能が高い | リフォームにより設備・内装等の変更が可能 | |
構造耐力上主要な部分に瑕疵があった場合の法的保護措置がある | ||
悪 | 完成前など実物を見ずに契約するケースではイメージと違うリスクがある | 耐震強度等の安全性に問題があることもある |
住環境に優れた用地が足りなくなり、住環境に問題がある場合もある | 品質性能の劣化による居住性能の低下がある | |
建物や設備の維持管理費用がかさむ | ||
欠陥の不安が高くなる |
その他の比較ポイント
希望エリア、利用路線、最寄り駅および距離、予算、購入時期、周辺環境、間取り、部屋数、日当たり、設備、セキュリティ、ペット可否、学区域などが、重要な比較ポイントです。
仲介業者を選ぶには
住宅探しには、物件情報だけではなく専門知識も多く要求されます。間違いのない信頼できる仲介業者を選ぶためには、以下のような点を注意しましょう。
- 不動産売買の仲介業には、宅地建物取引業の免許が必要です。また事務所には、免許証番号や有効期限を記載した「宅建業者票」の表示が義務づけられています。 それらを遵守している業者か否かといった点が目安になります。
- 不動産業界にはいくつかの業者団体があります。各団体への加盟にあたっては、一定の基準で資格審査が行われているほか、日常業務に関しても一定の規則が設けられていますから、加盟しているかどうかも業者選びのポイントです。公益社団法人不動産保証協会に加入している業者であれば、手付金等保管制度、手付金保証制度があり安心です。
- 店舗や事務所が汚い、社員が挨拶ができない、社員の言葉遣いが悪いなどといった場合は、相談をすぐに止めて、他の会社へ依頼することをおすすめします。社員教育もできず、店舗や事務所の管理もできない会社とはトラブルの起きる可能性が高く、高額な取引を任せるのに不安が拭えません。
(1)宅地建物取引業免許
(2)業者団体への加盟状況
(3)会社や社員から受ける印象
住建ハウジングでは、お客様のご予算・ご要望を詳しくお伺いして、ひとつずつ具体化していくお手伝いをいたします。更に、必要な資金の調達については、自己資金、各種ローンの借入れなど、ご満足いただける資金プランをご提案するとともに、総合的なアドバイスを行います。