東京学芸大学附属世田谷中学校・高等学校のご紹介

東京学芸大学(とうきょうがくげいだいがく)附属世田谷中学校・高等学校
東京学芸大学附属(学芸大附属)世田谷中学校は東京都世田谷区深沢4丁目3-1に位置する共学の国立中学校です。
卒業後は約半数の生徒が同大附属高校に進学しますが、中高一貫校ではないため試験を受ける必要があります。
ただし外部受験者に比べると合格しやすいといわれており、外部に進学する場合は難関校に進む割合が多くなっています。

挑戦を繰り返しリーダーの資質を学ぶ

学芸大附属世田谷中学校の歴史は1947年の「東京第一師範学校男子部附属中学校」の創立に始まります。
何度かの変遷を経て2004年に国立大学の法人化に伴い現在の校名となりました。

「個性的で人間性豊かな人格をつくる」「創造性豊かな人間を育てる」「敬愛の精神にあふれた人間を育てる」 の3つを教育目標に掲げており、21世紀の社会でリーダーとなる人材を育成することが、一つの指針となっています。

実際のカリキュラムでは、通常の授業を行う「基本学習」、学年やクラスの枠を超えて自らの設定したテーマについて観察・実験・討論・発表などを行っていく「総合学習」に加え、チームワークや道徳などの「生きる力」を、実践を通して総合的に学ぶ「生活学習」の時間が設けられているのが特徴です。
その内容は運動会から芸術発表会、林間学校、進路に関するものまで多岐にわたり、仲間との助け合いや対立の解決法、さまざまな問題の乗り越え方など、総合的な力を学ぶ時間として重要視されています。

同校では知識を習得しただけでは終わらせず、自分のものとして活用できることを目標とした教育が行われています。
国語や英語のスピーチコンテストなど生徒が学んだことを実際に活用し、挑戦できる機会が多く設けられていることからも、生徒の自主性を後押しする学校の姿勢を感じることができます。

東京学芸大学附属世田谷中学校・高等学校園周辺情報

学芸大附属世田谷中学校のある深沢一帯は、中央に広大な敷地を有する駒沢オリンピック公園があり、その周りを囲むように低層住宅や区画の広い個性的な一戸建てが並ぶ、閑静な住宅街が広がるエリアです。
政治家・小沢一朗氏の邸宅や芸能人が多く住むマンションがあることでも有名で、世田谷区の高級住宅街の一つに数えられています。

きちんと手入れをされた家々の庭の緑は眩しく、少し散歩するだけでもリフレッシュできるような明るい街並みもさることながら、車の通行も少なく騒音の少ない環境もこのエリアの大きな魅力です。
進学校にも近い文教地区だけあって、子どもの教育に関心の高い住民が多いのもこのエリアならではの特徴といえるでしょう。

学校の最寄り駅は東急田園都市線駒沢大学駅または東急東横線自由が丘駅で、それぞれ徒歩約15~20分ほどの距離にあります。学校周辺のバス停までは両駅のほか渋谷駅、恵比寿駅、目黒駅からもバスが出ているため、バスで通学することも可能です。しかし、通学時間や勉強に集中できる環境をと考えると、近くに引っ越すのもおすすめできる方法です。

住民の防犯意識もしっかりしており治安的にも不安はない地域ですし、駅周辺まで行けば日常生活に必要な店舗はすべてそろっているので、緑あふれ落ち着きのある空間で穏やかな暮らしを送ることができるでしょう。

校風の表れか外部の高校へのチャレンジも多い

学芸大附属世田谷中学校の出身者は、元内閣官房長官の町村信孝氏など政界や実業界に関わる人からスポーツや音楽の世界で活躍する人までバラエティに富んでいます。
あわせてそれら著名人の進学先を見てみると、附属高校への進学のほかにも都立日比谷高校へ進んだ人も比較的多くなっているようです。

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