慶應義塾(けいおうぎじゅく)中等部のご紹介

慶應義塾(けいおうぎじゅく)中等部は東京都港区三田2丁目17-10に位置する私立の名門校・慶應義塾の一貫教育の一翼を担う進学校です。
慶應義塾の「独立自尊」の精神を基本に、生徒が将来円満な人格と豊かな人間性をもつ人に育つことを教育目標とし、全員が慶應義塾大学に進学することを前提にした質の高い教育を行っています。

自由の中で自ら考え、行動し、結果に責任を取ることを学ぶ

慶應義塾は幕末~明治を代表する啓蒙思想家・教育者である福沢諭吉が1858(安政5)年に江戸に開いた蘭学塾をその起源とする、日本でも有数の長い歴史を誇る学校です。
慶應義塾中等部は1947年の六三制学校制度の始まりとともに設立されました。
幼稚舎から大学院に到る慶應義塾の一貫教育の中で初めての共学校でもあります。

同校卒業後の進路は主に慶應義塾女子高校と慶應義塾高校に分かれます。
その後慶應義塾大学までエスカレーター式に進学できることから非常に人気があると同時に、中学受験では全国屈指の難関校でもあります。
1学年の人数は約240名ですが、慶應幼稚舎(小学校)からの進学者がいるため、毎年一般募集されるのは男子140名、女子50名ほどです。
特に女子の競争は激しく、「女子御三家」といわれる桜蔭、女子学院、雙葉中学に合格しても同校への進学を選ぶ子どもがいるほどです。

大学受験を意識せず、幅広い知識と経験を積むことができるのが同校最大の魅力といえるでしょう。
授業は知識に偏りが出ないように練られたカリキュラムで、5教科合計の授業時間は学習指導要領に定められた時間の約1.2倍にもなります。
生徒の自由を重んじる校風から基本的に校則・制服は存在しません。
その意図は、生徒が自ら考え、判断、行動し、その結果に責任を持つことを促すためにあり、このような方針を反映してか校友会活動(クラブ活動)も盛んに行われています。

慶應義塾中等部の周辺情報

慶應義塾中等部は慶應義塾大学三田キャンパスの西側に位置しています。
同校のある港区三田2丁目は江戸時代には武家屋敷が集まっていた歴史ある屋敷街で、グレードの高い低層マンションやゆったりとした敷地の戸建て邸宅が並び、気品のある高級住宅地として知られています。

慶應義塾大学、慶應義塾女子高、慶應義塾中等部が集まる三田エリアの南側は学生・生徒で賑わいますが、北側は綱町三井倶楽部や、旧侯爵邸・藩屋敷跡地に建つオーストラリアやイタリア、ハンガリー大使館など、落ち着いた雰囲気の街並みとなっています。
エリア内は表通りの喧騒からも遠く車両の交通量も少なめです。
各邸宅や官邸の庭には豊富な樹木が茂り、都心とは思えない静かで心地よい空間を作り出しています。
また、各国大使館が集まるエリアなので治安の良さも折り紙つきです。子育てにも安心な環境が整っているといえるでしょう。

なお、エリアの最寄り駅は東京メトロ南北線麻布十番駅、都営大江戸線赤羽橋駅となっており、どちらも徒歩約5~10分ほどでアクセスが可能です。
またエリアのすぐ北側に広がる東京タワーとその周辺の芝公園、増上寺など、都心のオアシスともいえる大きな緑のスポットもあり、部屋からの眺めを楽しませてくれます。

多彩な分野で活躍する卒業生

「中学・高校では受験一色ではなく、そのときにしかできない体験をしてほしい」。
そう願う両親にとって、慶應義塾中等部はぴったりの学校かもしれません。
生徒の自主性を重んじる自由な校風のため、慶應義塾中等部の出身者は河野太郎氏などの政治家から勝間和代氏のような評論家・大学教授、松岡修造氏らスポーツ選手、千住真理子氏らの音楽家など、 多彩な分野で活躍しています。
同校での生活は子どもの個性を伸ばし、将来への基盤づくりの確かな力となってくれることでしょう。