≪東京の山は電鉄会社の作品≫
お江戸で「お山」と言えば、「上野の山」ですね。
今は博物館、美術館、動物園等があって、お出かけになった方も多いかと思いますが、ところで、「上野の山」が、本当は山では無いと言うことはご存知ですか。「上野の山」は武蔵野台地に続いているので「台地の端っこ」が正しい表現らしいです。地理的に山と言えるのは区部では「待乳山 」が台東区浅草7丁目にあるだけだそうです。
しかし、東京都心には、「飛鳥山」、「道灌山」、「神田山」、「紅葉山」、「愛宕山」などたくさん山の名前がありますが、これ全部上野の山と同じ台地の端っこ仲間だそうです。
その他、人為的に「山」が付いている土地もたくさんあります。例えば「大岡山」、「大山」、「久我山」、「代官山」、「八幡山」、「浜田山」等は明治末から、主に電鉄会社などによる郊外の宅地開発で、沿線の駅名に「山」を付けるのが流行したそうです。
命名の意味は、下町に対する山手=高級住宅地を思わせるためで、「山」の代わりに「丘」や「台」も同様に高級感を持たせるために好んで付けられたそうです。
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